究極の画質ならプラズマだが、扱いは難しい
性能的には、液晶よりも視野角が広く、コントラスト比が絶対的に高いプラズマの方が高画質と言えます。 特に、映画の映像美を堪能したいなら、断然プラズマがオススメです。 映画は暗いシーンが多く、暗部の階調も豊かに表現できるプラズマなら、奥行きのある映像が楽しめます。
但しこれは、前ページで図解したとおり、「部屋が充分に暗い」という条件付きで有ることを覚悟しなくてはなりません。
プラズマ陣営の言い分は、「一般家庭のリビングは電器店の店頭ほど明るくないので、実際にはプラズマが有利」というものですが、日中、日が差しこむ部屋や、電器店の店頭以上に明るいケースも少なくないので、100%鵜呑みにするのは危険です。 また、白々とした蛍光灯の下では、照明の映り込みも気になるので、設置場所を選びます。
まとめると、
・究極の画質を得ようとすれば、部屋の明かりをコントロールして「プラズマ」
・日常生活で見易さを求めるなら「液晶」 (なるべく正面から見る)
という結論に達します。
これらの関係を分かり易く例えるならば、サーキットでは高性能だけど、日常生活で扱いが難しい「スポーツカー」(プラズマ)と、性能は平凡だけど、いつ誰が乗っても快適な「ファミリーカー」(液晶)の違いと言っても良いでしょう。
あなたは「スポーツカー派」ですか? 「ファミリーカー派」ですか?
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