"接点"だからこそ大切な「端子」

背面にある端子は目につきにくく、メンテナンスを怠りがち。

AV機器の映像・音声入出力端子。 購入時はピカピカなのに、時間が経つと表面の「曇り」が気になりませんか?

これはホコリや油汚れではなく、表面の金属が酸化した薄い膜(酸化被膜)。 いわゆる「錆」なのです。

この曇りを放置したり、メンテナンスを誤ると、大きな錆の塊が成長する事もあり、画質や音質に多大な悪影響を与えかねません。

端子は映像や音声の「接点」です。 画質や音質にこだわるなら、機器やケーブル以上に重要とも言えるでしょう。 

今回は、ピカピカの状態を取り戻し、いつまでもピカピカの状態を維持するメンテナンス方法をご紹介します!

 

「金属磨き」の使用は厳禁!

「ピカピカ」と聞いて思い浮かぶのは、「ピカール金属磨」に代表される研磨剤を含んだ金属磨き剤ですが、AV端子への使用は厳禁です。

磨いた直後はピカピカでも、酸化被膜が取れ、金属が空気に直接触れる状態になると、錆が大きく成長して、端子がボロボロになる危険性がある為です。 

また、AV端子の銀色や金色は、メッキ処理によるものですので、研磨剤で磨きすぎると、メッキが全て削り取られてしまい、色が変わってしまう事も有ります。

 

専用クリーナーで「安全」「安心」に!

オーディオテクニカ社製、接点保護復活剤「AT6025」(50ml)。 店頭価格は1,400円程度。

AV端子は、微弱な電気信号を扱う為、電気の通りを阻害するような材質が含まれたクリーナーを使用すると、画質や音質に悪影響を及ぼす可能性があります。 クリーナーを購入する際は、AV端子に使えるモノであるかどうか、確認しましょう。

安全、安心なのは、オーディオ用や楽器用などの専用クリーナーの利用です。 このような専用製品には、端子を酸化から保護する機能も有り、磨いた後、再び錆びるのを防止してくれます。

AV機器用として手に入りやすいのは、オーディオテクニカの「接点クリニカ」です。 家電量販店で購入可能です。

 

次のページでは、オーディオテクニカ社製の接点保護復活剤「AT6025」を利用した「磨きの効果」を、写真でご紹介しましょう。