イコライザやサラウンドはNG
イコライザの設定画面。 |
イコライザ設定で好みの音質に、サラウンド設定で、音の広がり感を選択する事ができますが、どれも効果は今ひとつ。 正直なところ使う気になれません。 また、設定を変えた「音質」を確認する為には、その都度「決定」して、プレーヤー画面に戻るので、連続した聞き比べが出来ないのも大変不便です。
機能は付いているものの、実用性に乏しく、今後の改善を期待したいものです。
音質は充分「合格」
付属のステレオミニプラグ変換ケーブル |
携帯電話であり、圧縮率も「高音質」モードで64kbps相当で有ると思われるため、音質には期待していませんでしたが、実際に聴いてみると、想像以上に良好で驚きました。
付属の変換ケーブルで、一般的なステレオミニプラグのヘッドフォンも利用できるので、筆者愛用のカナル式『SHURE E2c』を接続して試聴してみたところ、低価格MP3プレーヤーにありがちな、「サー」っというノイズ感は皆無。 低域から高域まで、ナチュラルで、音楽専用プレーヤーに決して引けを取りません。
さいごに
HDDを搭載との事で、HDDの回転音が聞こえるかどうか、本体に耳をくっつけて試してみました。 すると、曲をスキップした時に、約10秒間ほど、かすかな回転音を聴く事ができした。 (もちろん、耳をくっつけないと聞こえません)
また、回転を聴くと、HDDは必要な時に最小限起動、回転する仕組みになっているようです。 これなら、落下などの衝撃によるHDD故障も、それほど心配なさそうです。
(たまたまHDDが回転しているときに、故障するような衝撃を与えるのは、極低い確率と言えるでしょう。)
HDD携帯の今後ですが、メモリーの価格が急激に下落している事から、今後は、4GB程度の容量であれば、HDDでなく、メモリータイプになるでしょう。 HDD搭載の新モデルが出るとすれば、もっと大容量のHDDを搭載し、高画質な動画撮影機能が標準となりそうです。
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