サラウンド感は?
ソニースタイルストア大阪で、RHT-G1000を試聴。 |
バーチャル方式のフロントサラウンドとなると、気になるのは「サラウンド感」。 ソニー独自の「S-Force フロントサラウンド」にも興味があり、ソニースタイルストア 大阪で試聴させて頂きました。
立体感としては、画面の枠を超え、弾丸や飛行機が行き交う様子も、シャープに感じ取ることができました。 最近では、テレビに内蔵されているバーチャルサラウンドも良質なモノが多くなっていますが、音量の大きくなるシーンでは、パワフルな『RHT-G1000』が断然有利です。
例えば、ハイライトシーンを盛り上げる、重厚なフルオーケストラのクラシックミュージック。 充分なパワーのお陰で、部屋の空気が揺れているかのような「包み込まれ感」が発揮されます。 この「サラウンド感」(包み込まれ感)は、非力なテレビのバーチャルサラウンドでは決して味わえず、『RHT-G1000』の醍醐味と言っても良いでしょう。
「お手軽シアター」的な使い勝手
コンセントを搭載しているので、DVDレコーダーなど、テレビ台に収めたAV機器の電源ケーブルもスッキリできる。 |
テレビ台型のフロントサラウンドシステムという事で、「お手軽シアター」的なコンセプトの『RHT-G1000』ですが、それに合わせ、使い勝手の面でもいろいろ配慮されています。
サラウンドの設定は基本的に無し。 デジタル放送を視聴時、5.1chのデジタル音声が入力されるとバーチャルサラウンド再生され、CDなど2chのデジタル音声が入力されると、サウンドモードが自動的に通常のステレオ再生に切り替わるといった配慮がなされています。
また、テレビも操作できるリモコンが付属している上に、ソニー製のテレビを使用している場合、リモコンで、『RHT-G1000』の入力を切り替えると、テレビの入力も自動的に『RHT-G1000』へ切り替わる設定ができるので、機械が苦手な方でも使いこなせそうです。
写真の通り、コンセント(2ヶ口)を搭載しているのも、配線をスッキリさせる上で重宝です。