Q. 40代女性です。体重の増加が気になるのですが、気を付けるべき朝ごはんはありますか?

40代になってから気を付けた方がよい朝食とは?
A. タンパク質を摂取し、よくかんで食べることが大切です。
まず、食べることで代謝が上がるため、朝食をとらないのはNGです。年齢とともに基礎代謝が低下して体重が増えやすくなりますが、だからといって朝食を抜くと、筋肉を構成しているタンパク質がどんどん分解され、筋肉量が減ってしまいます。すると、代謝がさらに落ちて痩せにくい体に……。また、野菜ジュースやスムージーだけの朝食もタンパク質が不足してしまいます。朝食には、焼き魚や納豆などの和食、卵料理などの洋食が理想的です。時間がない場合は、コンビニで手軽に買える鮭おにぎりやチキンサンドイッチなど、タンパク質がとれるものを選びましょう。
また、よくかんで食べることで交感神経が刺激され、代謝が活発になります。液体だけの食事ではこの効果が得られないため、固形物をしっかり食べることも重要です。
加えて、果物でビタミンやミネラルを補うと、代謝がスムーズになります。毎日の朝食を見直すことで、体重増加を防いで健康的な体を維持することができますよ。
さらに詳しく知りたい人は、「40代は避けたい!太りやすくなる『NG朝ごはん』の特徴って?【管理栄養士が解説】」をあわせてご覧ください。