災害時には飲料が無料になる自販機

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これが災害対応型自販機。平時は普通の自販機ですが、災害時にとってもお役立ち!
日本に設置されている自動販売機の数は、約550万台ともいわれ、そのうち265万台が飲料用だといわれます。その自販機を社会のお役立ちツールとして使うことを目的にした募金型自販機は、以前、ガイド記事でも紹介しました。今回は、大災害が起きたときに対応できる機能を備えた災害対応型自販機のご紹介です。

備えあれば、憂いなしといわれますが、いざ大きな災害が起きたとき、最低限、生き延びるためには水の確保が必要です。この自動販売機には、地震などの大災害が起きると、遠隔地からの無線操作によって、自販機内の飲料が無料で入手できるフリーベンド機能が搭載されています。この機能が稼働すると、緊急時にお金の持ち合わせがなくても、自動販売機のボタンを押せば、自動販売機内に残っている飲料がどれでも無料で取り出せるのです。

緊急時には災害情報も

自販機2
この電光掲示板が緊急時には、災害速報を伝えてくれるメッセージボードになります。
さらに、この自販機、電光掲示板も備えているんです。平常時にはニュースや時報、自治体からの地域のお知らせなどを流していますが、これが、災害時になると、災害情報に切り換わります。刻一刻と変化する情報を地域で即入手できるなんて心強い限りですね。

2003年に全国で初めて埼玉県上尾市役所に設置されたのをはじまりに、各地に設置が増え、2008年1月現在で、各地に4000台、設置されています。設置は、主に市区町村役所の庁舎や、体育館などの自治体の関連施設などの公共性の高い場所で、いずれも災害時に避難場所となったり、緊急支援の核となる場所です。

2004年10月の中越地震、2007年4月の能登半島沖地震では実際に稼働し、多くの住民のお役に立ったといいます。

2008年の前半は、国内外で地震や災害のニュースが相次ぎました。大きな被災は受けなくても、震度3程度の揺れは頻繁に起こっていたような気がします。地震国日本に住んでいると、災害のニュースは人ごとではありませんよね。皆さんのご近所にあるかどうか、市区町村役所に問いあわせておくと、いざというときの備えになりますよ。

今回、お話をうかがったのは、コカコーラウエストジャパンの地域貢献自販機プロジェクト。北部九州3県、中国地区5県にて清涼飲料水の販売を手がける企業です。

この他にも地域に貢献するユニークな社会貢献型自販機を展開中です。どんな自販機があるかは「鬼太郎も登場!広がる社会貢献型自販機」をご覧ください。

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