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いかけやさんに学ぶ"大切に使う"というエコ(2ページ目)

いかけやさんを知っていますか? 江戸時代から昭和30年代頃まで鍋や釜の修理をしてくれた職人さんのことです。そのいかけやさんが現代に復活していると聞き、訪ねてみました。

筑波 君枝

執筆者:筑波 君枝

ボランティアガイド

最も修理依頼が多いのは傘

傘の修理
最も多いのが、傘の修理。梅雨時はなおさらです。
修理依頼が多いのは、傘だそうです。確かに、骨が曲がったり、折れたり、穴があいちゃったり、傘って案外壊れやすいですよね。でも、ちょっとした手入れで傘を長持ちさせることができるそう。そのコツは、別の機会にご紹介しますね!

傘の修理は骨を修理したり、穴をふさいだりなどが多いそうです。傘の骨はいわゆる骨接ぎをしないとならないので、古い傘の骨を保管して骨接ぎ用に使っています。いらなくなった傘の生地も保管し、穴をふさぐ際に似たような生地を使うのだそうです。

運動靴でも修理可

靴の修理
靴は革靴やブーツ、運動靴まで対応しています。
こちらは靴の修理の様子。最も多いのは靴底がすり減ったというものですが、ほつれや留め金の不備など靴の修理ならほとんど対応してくれます。なんと運動靴でも修理に応じてくれるそうです。

靴底の修理はまちの鍵屋さんでもできますが、付け替えてくれる“靴底の種類が違う”ので、いかけやさんの手による修理は「断然長持ちします!」との言葉に、職人のプライドを感じたガイドです。

次ページでは鍋釜の修理でみせてもらった職人芸を。
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