ママさんブラスってなに?

ファミリーコンサート
埼玉たまぴよ隊のファミリーコンサート。そもそも、ママさんブラスってなに?©埼玉たまぴよ隊
8月のある日、さいたま市内にある某センターの音楽スタジオでの埼玉たまぴよ隊の練習におじゃましました。続々と集まってくるママたちの年齢は、20代後半から30代、40代くらいの方も見受けられます。連れている子どもたちも、赤ちゃんから幼児や小学生「パートが足りないからと母に頼まれた」という吹奏楽部在籍中の高校生まで、バリエーション豊かです。

埼玉たまぴよ隊は、2004年9月に発足されたママたちによるブラスバンド。通称、ママさんブラスです。

「ママさんブラス?」

聞き慣れない方も多いかもしれませんね。ここに来ているママたちの多くは、ブラスバンドや吹奏楽部出身者。活動を支えるスタッフとして楽器経験のない人もいますが、学生時代に吹奏楽に熱中し、卒業後も市民楽団で活躍していたなどの経歴を持っている人たちが中心です。

ママになっても、吹奏楽したい!

演奏1
ブラスバンドの大音量の中、ママの背中ですやすやお昼寝中。どんな子守歌よりも心地いいのかもしれませんね。
でも、結婚し、子どもが生まれると、好きな楽器に触る時間も場所もなかなか見つかりません。どれだけ熱中した趣味でも、ママになってから、それ以前と同じように続けるのは難しいものです。

特に、吹奏楽は大きな音が出ることや、仲間と合わせることでその醍醐味があることもあり、「子どもが寝ている合間にこっそり」とはいかないところが難しい点でした。既成の吹奏楽団の場合は練習が夜や休日であることが多く、そこに継続的に参加するのも現実的ではありません。

「だけど、吹きたい! ママになってもブラスバンドを続けたい!」
「ママさんバレーや、ママさんコーラスがあるように、ママさんブラスがあってもいいじゃない!」

そんな気持ちを持つ人たちがネット上でメンバーを募り、賛同した多くの人たちが集まって結成されたのが、ママさんブラスなのです。

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