miletさんと桐谷さんと共演できる喜び!
――ミナミを演じたmiletさんはミュージシャンとしての活動がメインでお芝居の仕事は初ですが、素晴らしい演技でした。共演していかがでしたか?中島:もしかしたらmiletさん自身は緊張していたかもしれませんが、そのようなそぶりは全く見せなかったですし、完全に俳優でした。
撮影本番の15秒前くらいにmiletさんから話しかけられたとき、僕は中島健人として対応していたら、なぜか会話がかみ合わないんですよ。それはmiletさんがミナミとして僕に話しかけていたから。彼女はそのまま自然と本番に入っていってすごいなと。「本当に初出演? そういう芝居のやり方、どこで学んだの?」と思いました。僕がプロデューサーならすぐ次作にオファーしているかも(笑)。それくらい素晴らしかったです。 ――リクの良き理解者のカジさんとの関係もほほ笑ましかったです。桐谷さんとは『ラーゲリより愛を込めて』以来の共演ですよね。
中島:『ラーゲリより愛を込めて』で、桐谷さんととても仲良くなりました。プライベートでも一緒に食事に行ったりしています。大好きな俳優さんなので、カジさん役が桐谷さんと聞いたときは、とてもうれしかったです。
クランクイン前にテレビ番組でご一緒したとき「この映画、めっちゃええ作品になると思うわ、よろしく」と言ってくださったし、僕がグループを卒業するときも「健人の決断は間違っていないと思う。このまま突き進んでええんとちゃうの」と背中を押してくれて。もう普段からカジさんみたいな人なんですよ。
――プライベートでも面倒見のいい先輩なんですね。
中島:本当に大好きなので、僕は桐谷さんに恥ずかしげもなく「好き」と言っちゃうんです(笑)。それに対して恥ずかしいからやめて!と言わないところが桐谷さんのすてきなところ! 全身で思い切り飛び込んでくる人は、両手を広げて抱きしめてあげたいという人なんですよ。
撮影期間中、その日の撮影が終わって帰宅した後でもシーンのことで電話したりしました。桐谷さんは車で移動中でも車を止めて話し相手になってくれたんです。撮影中、本当にラブラブだったなあ(笑)。恋人役のmiletさんよりラブラブだったかもしれないです(笑)。
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