コンビニで気軽に買えるフェアトレードの缶コーヒーが登場!

トップバリュ フェアトレードブラックコーヒー(280g)価格は137円(税込)です。
企業の取り組みが活発になりつつあるフェアトレード。ガイド記事「アンフェアは誰?フェアトレードを知ろう」でも、イオンやスターバックスなど大手企業の取り組みを紹介しましたが、そのイオングループから、今度はフェアトレードの缶コーヒーが発売されました。商品の名前は、ずばり、フェアトレードブラックコーヒー。10月10日から系列のミニストップ全店(国内のみ・約1800店舗)に並んでいます。

味はすっきりとしたビター系。やや苦みが強く、香りはまぁまぁという印象です。コーヒー好きなら万人に受けそうな味ではないでしょうか。加温してもあふれないような容器の工夫がされているとのことですので、これからの季節、温めてもおいしく飲めそうです。

豆は、メキシコ、インドネシア、エチオピア、タイの生産者グループから仕入れたアラビカ種のみが使用されています。それを認証する国際フェアトレード機構の認証マークもついています。豆ではなく“飲料”として発売されるコーヒーがFLOに認証されたのは、世界でも初めてとなるそうです。

フェアトレードが一般的になったとはいえ、缶コーヒーという形で、しかも、全国のコンビニ展開されるなんて、ちょっと前まで考えられませんでした。特別な商品というイメージが強かったフェアトレードの垣根がグーンと低くなったという意味で、この商品は画期的です。

コンビニでの展開を想定した商品開発

国際フェアトレード機構の認証マークが付いています。
でも、イオンのフェアトレードコーヒーは、ネット販売も行っているほどの実績があるのに、なぜあえてコンビニでの販売だったのでしょう。ミニストップの経営企画室・IR広報担当、菅原公一さんにうかがったところ、こんなお答えが返ってきました。

「元々、この商品は、ミニストップの商品開発者が、コンビニで販売するために他と競争力のあるフェアトレードの缶コーヒーをと、味、ボトルの形、デザインなどの提案をし、開発されたものなんです。また、缶入りコーヒーという商品特性を考えても、一番お客さまが便利にお使いいただけるのは、やはりコンビニですので、グループの中でまずコンビニを優先しました」

なるほど。確かにこの商品、店頭の棚で他の缶コーヒーと同じように並んでいて、よくよく見ないと見落としそうでした。でも逆に言うと、何気なくこのコーヒーを選び、飲みながら
「ん? フェアトレードってなに?」とか
「このマークは何のマーク?」
と、まったくフェアトレードと縁のなかった人たちが、関心を持つきっかけにもなりそうです。

今まで「プチボランティアといってもねぇ。なかなかねぇ。」と思っていた方も、1本、お試しに購入してみてはいかがでしょうか。それが途上国の生産者の支援につながり、あなたのプチボランティアデビューになりますよ。

ちなみに、この商品、原料の安定確保をした上で、ジャスコやマックスバリュなど一部の店舗や、チェルトの自動販売機での販売も開始する予定だそうです。スーパーで展開するなら、さらに環境に考慮して、再利用可能なビンでも開発していただくと、なおうれしいなぁと、こっそりと注文してみたりして……。

次ページでは“ほかにもあったフェアトレード缶コーヒー”のご紹介、そしてこの秋のフェアトレードの話題をご紹介します!