自由研究におすすめ!
こういった小さな容器を持参すると、便利です。調査が終わったら、自然に戻してあげましょうね。©NACS-J |
調べるのは、NACS-Jが指定する7種類のバッタがいるかどうかです。親子で遊んで調べたらその内容をマニュアルに書き込んで帰宅。まずは参加者登録をして、情報を送りましょう。サイトからもしくはハガキで送ることができます。
もちろん、参加費は無料です。ピョンピョン跳ねるバッタは、捕まえるにもコツがいりますので、家で時間とパワーを持てあましている小学生男子は特におすすめ。あっという間に、夢中になること間違いなしです。
「自然を守ろう!」といっても、遠い大自然の話では、なかなかピンと来ません。でも身近な昆虫探しなら、自然への親しみが増し、関心を高めるきっかけにもなるでしょう。
「まちのバッタ地図」を作るなんてどう?
どこにいるかわかる? バッタはかくれんぼ名人なので、目を凝らして探そう。©NACS-J |
バッタだけに焦点を絞って探しても楽しいですが、一工夫した自由研究にするのなら、複数の地点で調べて、その結果を比較し「まちのバッタ地図」を作ってみるなんていうのはいかがでしょうか。
「バッタの好きな草は、なんだろう」
「バッタの好きな場所は、どこだろう」
「同じ場所でもバッタがいる草むらと、いない草むらがあるのかな」
「同じ草でも、場所によってバッタのいないところもあるのかな」
と、バッタと草と場所とに注目しながら記録し、それをまとめると、自由研究はもうバッチリ!
複数の場所を歩くのがちょっと面倒なら、1点集中主義(?)で、ほかの虫や植物の様子も一緒に調べ、「夏の身近な自然」としてまとめてもおもしろそうですね。
それぞれの種類別のバッタや草の絵を描いたり、デジカメで撮った写真をつけたりなど、一工夫すると、楽しい自由研究になりそうです。
自由研究じゃなくても、画用紙いっぱいにバッタ探しの絵を描いて、図工の宿題をフィニッシュさせる手もありますよ。
「宿題なんて後回し」にして、家族で野原で走り回るだけでも、もちろんOK! 夏のいい思い出として子どもの心に残っていくに違いありません。
8月はあっという間に過ぎていきますよ。「今年の夏、どうしようかな」なんて、いってる間に、終わったら大変!
「どっか連れていってよぉ」とせがまれる前に、今度の週末は、親子で楽しく遊んで、自然保護にも貢献できるこんな1日にしてみては、いかがですか?
「自然しらべ2006」特設サイト……詳細はこちらへGo! 見分けのポイントもついた調査票もダウンロードできますよ。自然しらべは、8月31日までです。
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