1.聴ける子どもに育てる
私立小学校の先生が異口同音に言うには、「聴く力」「コミュニケーション能力」が必要だということ。普段の授業でも、試験においても特に「聴く力」が必要。2.学校が望んでいるのは、しっかりした子ども、家庭
私立小学校は、入学してから伸びる子、学校を全力で支えてくれる家庭。それらを望んでいる。ペーパーだけで合否が決まるわけではない。3.賢い父母になろう
ビジネスクラス症候群、ご存知ですか? 当てはまる人は要注意 |
必要なのは「親力」。子どもは幼児教室で学んでいる。では、保護者はどうか? 私の今までの経験では、ただ幼児教室に子どもを連れて行き、帰ってくる役目だけの場合が多いように感じる。また、母親は比較的努力が見えるが、父親は仕事にかこつけて、ほとんどノータッチが多い。しかしそれでは受験は厳しい。
さらに、「ビジネスクラス症候群」と私が呼んでいる父親は要注意。面接で自説をとうとうと30分も話し続けた父親がいた。当然合格は出来なかった。入試では自分の社会的地位などを前面に出すのは避けたい。
母親も妄信に近い形で教室の言いなりに従っていては駄目だ。それを、父親の冷静な眼で判断し、助言して欲しい。PHPから出版されている本に「女性の品格」というのがある。読んで頂きたい。この中で特に「時間を守る」ということを言いたい。加えて「携帯電話のマナー」が保護者の間でも乱れているから注意して欲しい。
面接では短時間で家庭を知ってもらわなくてはならない。ビジネスでは人との出会いは第一印象で決まるということが言われている。人の印象は「55:38:7」の法則で、55が表情や身振り、38が声のトーンなど、7が話の内容で決まるといわれている。いかに言語外の情報が第一印象に占める割合が大きいかわかるだろう。普段の行動が言語以外の印象に出るということに気づくべき。
もう一つ、重要なのは「躾(しつけ)」は、家庭で行うもの。社会規範(年齢なりの)から大きく逸脱することのないように育て、「お受験」のノウハウは外注(幼児教室で習得する)するしかないだろう。しかし、前者まで幼児教室や幼稚園に任せようとする親が増えているのも事実。それは論外だ。
4.「お受験」の本質(某私立小学校校長先生のお話から)
私たちの学校で欲しているのは次のような子どもである。・集団の中で生活が上手にできる子ども…話ができて話を聞ける。協調性がある。しっかり考える。
・個人の生活が、上手にできる子ども…けじめのある態度、子どもらしい礼儀、身のこなし、前向きで粘り強い。身の回りのことが自分でできる。
・学習に前向きに取り組むことのできる子ども…反応を示す。じっくり考える。
最後に、まとめ
小学校受験は、ずばり「家庭力」で決まる。「話が聴ける子」を「親力」で育て、幼児教室と二人三脚で育てて行こう!<e-ojyuken.com>
お受験に特化した情報サイト。幼児教室や小学校検索があり関連する読み物も多数掲載されている。
<タンポポ会幼児教育研究所>
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