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遠慮する必要なし!塾は徹底活用しよう(2ページ目)

塾の全ての生徒に合う最大公約数的カリキュラムをそのまま消化しようとするとどこかに無理が出る。お子さんに合わせた受験勉強ができるように塾を活用しよう。

高橋 公英

高橋 公英

学習・受験 ガイド

学生時代に家庭教師や塾講師を経験。わが子の受験をきっかけとして教育に興味を持つ。親の視点から教育界の現状を分析し、ネットメディアや雑誌に記事を執筆。現在は進学塾ではない「寺子屋」で子どもと遊び、学習指導をしている。子どもの二人が東大生。

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日常のチェックは親がする

クエスチョンマーク
疑問はどんどん塾にぶつけよう!
塾に通わせているだけで安心してしまうと、消化不良なのを気づかずに時間だけが過ぎてしまったりする。やはり宿題プリントがちゃんとできているか、はかどり方はどうかなど、子どもをほったらかしにしないことが大事だ。

先の例でいうと実は同じ算数でも分野によっても得意不得意があるので、子どもの様子を見て宿題を解くのに時間がかかっているようならば、レベルの調整をした方がいいだろう。逆にあっさり終わってしまったら、チャレンジ問題に取り組むように勧められたらいいだろう。

そのようなことも塾にどんどん聞いてしまおう。電話で構わない。最近はメールの問い合わせもできるようになってきている。「速さは得意なので先をやらせたいがどうか?」「濃度が苦手なので応用問題を少し削ってもいいか?」というように具体的な問い合わをすればちゃんと答えてくれるはずだ。

塾のアドバイスを引き出すためには、子どもの様子をよく観察していなくてはならない。塾のない日は家庭学習をしているのだから、そのやり方を効率的に行えるように注意することが、よきペースメーカーになるための基本だろう。
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