会社関係、近所、趣味のつながりなど。最近は、リアルでもオンライン上でも見つけようと思えば、価値観が合う人たちを見つけることができ、さまざまな情報を共有し合うことで、お金を賢く貯めるヒントや工夫が見つかることもあります。今回は、貯金上手な人が実践している「お金が貯まる人づきあい」の秘訣を4つご紹介します。
価値観が合う人との情報交換で固定費を削減する
貯金上手な人は、身近な人間関係の中で、価値観の合う人を見つけ、有益な情報交換を行っています。例えば、通信費の節約に役立つ格安スマホのプランや、電気代を抑えるための契約見直しのヒントなど。互いの経験をもとに、具体的な方法を共有し合うことで、固定費削減につなげています。例えば、「保険の見直しをしたら、無駄な特約が付いていた」「窓の断熱改修で補助金がもらえた」などの話を聞けば、自分も同じ方法を試してみようと思うきっかけになるでしょう。同じ目標を持つ仲間との交流は、新たな無駄を見つけ出し効率的に節約するための力強いサポートとなるでしょう。
先取り貯蓄や安全性の高い投資などの情報を共有する
貯金上手な人は、収入があった時点で一定額を先取り貯蓄する習慣を持っています。そして、この先取り貯蓄をさらに有効活用するため、生活に影響の出ない余剰資金を低リスクで安全性の高いものに投資していることも多いです。例えば、「個人向け国債は元本保証がある」「最近、金利が高めの定期預金が出ているらしい」などといった具体的な情報を共有し合うことができます。これらのアドバイスは、堅実に資産を増やすうえで大きな助けとなります。
お得情報をシェアして支出を抑制する
貯金上手な人は、セールやクーポン、お得なキャンペーン情報を持ち寄ってシェアすることにも長けています。例えば、「この日に買い物するとシニア割引になる」「アプリを使えば映画のチケットが半額になる」など。お互いの支出を抑えるための情報交換は、効率良い節約もできますが、それにとどまらず楽しみにもつながります。「どれだけお得に買い物ができたか」を報告し合うことで、節約のモチベーションを維持しやすくなるのです。「自分軸」を持ったうえで人と付き合う
お金が貯まる人は、自分軸をしっかり持ち、人と比較することにとらわれません。他人がどんな暮らしをしているかを気にするより、自分が持つ人的、経済的、環境的なリソースを最大限活用し、満足のいく人生を築くことに関心を向けています。自分にとって価値があるもの、ないものがはっきりしていれば、他人に振り回されず、自分自身が本当に望むことに集中できます。結果的にお金の使い方も無駄がなくなります。
そのうえで、人づきあいを通じてお金の使い方や貯め方に関するヒントを得ています。そのためにも、価値観の合う仲間を見つけ、情報交換し合いましょう。節約や貯蓄なども一人でするよりは、価値観の合う仲間と楽しみながら行うと、モチベーションを高め合うことができるでしょう。