現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住79歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:79歳男性
同居家族構成:本人、妻(75歳)
居住地:神奈川県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1300万円
現在の資産:預貯金4200万円、リスク資産150万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金42年
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):20万4212円障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:老齢年金101万4644円(年額)
「年金で最低限の生活はできている」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。月の支出は約「10万円」に抑えられているため、「贅沢をしなければ最低限の生活はできているから」と語っています。
ただし「大きな病気が無ければ」とあり、もしもの時のまとまった出費には対応できないと感じているようです。
「安いスーパーや特売日に買い物」
現在年金以外の収入はないそうで、年金で足りない支出がある場合については「貯蓄」で賄っているという投稿者。年金生活においては「買い物は安いスーパーや特売日に行くようにしている」と節約を意識しているとのこと。
また「お酒とたばこは、たしなまない。健康が長生きの元だと思っている」と体調管理にも気を付けている様子です。
「いつ寝たきりの生活になってしまうのか」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「若い頃にNISAのような投資制度がなかったので、株式投資しかやっていなかった」と回答。今の不安については「足腰の衰えやケガ、病気が心配で、坐骨神経痛を10年前くらいに医師から言われた。いつ寝たきりの生活になってしまうのかが気がかりです。介護で女房の世話になりたくない」と不安を吐露。
いっぽうで老後の楽しみは「年に3~4回ほど旅行に行くこと。娘と孫を誘っての小旅行に行きます」と教えてくれました。
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