英語/英語学習アーカイブ

英語は発音力(2ページ目)

ネイティヴみたいにかっこいい英語を話したい!そう考えている人は多いことでしょう。発音のコツを知りたい、発音記号はどのように読むのかもう一度思い出したい、そんな人に役立つ本のご紹介です。

執筆者:川本 佐奈恵

「あ」の音は3種類!

発音力
「あ」の音は3種類、コツさえつかめばそんなに難しくありません。
え、日本語の「あ」の音、3種類にも分けるんですか!? 英語には少なくとも3つの「あ」の音があるんだそうです。でもコツさえつかんでしまえばそんなに難しくないんですって。

● まず、よく発音記号で a と e が背中合わせになったようなものがあるじゃないですか。あの音の出し方のコツ。
口を横に開いた「あ」です。「え」の口をしたままで「あ」といってみてください。
例: apple ankle aunt bad

● 次は発音記号でいうと a のような形をしたもの。
あくびをするときの「あ」です。のどの奥を開く感じです。指2本を縦に口にいれて「お」といいます。
例: office on olive

● もうひとつ、V の文字を逆さにしたような発音記号がありますね。あれは、
独り言で「あ、しまった」というときの「あ」です。小さめに口を開けて、「お」といいながら「あ」といいましょう。
例: uncle up ugly

なるほど、わかりやすい表現で教えてくれていますね。この本ではこれらのコツを発音記号ととも丁寧に説明しています。

「音と音のつながり = リエゾン」を知ると英語がきれいに

発音力
『英語力は発音』の著者、(株)プロンテスト代表取締役 奥村真知さん。
単語をきれいに発音できるようになったら次は文章。ネイティヴが話しているのを聞き取れない、でも文で書かれたものを見ると、「なあ~んだ、こんなに簡単な文だったのか!」と思うことが多いのはなぜか?

これはネイティヴたちが単語をひとつひとつ発音しているわけではなく、音と音を組み合わせてくっつけて発音しているからです。この音の連結をリエゾンといいます。

例えば、I live in Osaka. は、「アイ リヴ イン オオサカ」ではなく「アイ リヴィン ノーサカ」と聞こえてくるはずです。リエゾンを知ったら、あなたの英語はさらにきれいになる、とこの本は教えてくれています。

ちょっとした発音のコツとリエゾンで見違えるようなきれいな英語、あなたも話してみませんか? 実はこの『英語は発音力』という本、『発音力』 という発音矯正のソフトと連動しています。時間とお金に余裕のある人はセットで買って練習してみるものいいかもしれません。もちろん、この本一冊を読んでポイントを頭に入れるだけでもかなり発音はよくなるはずです。お試しくださいね。



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