『英語は発音力』 奥村真知著 中経出版 ¥1,680 発音記号を忘れてしまった人もこの一冊があれば大丈夫! |
「発音力」=「英語力」
最近では発音力が重要視されるようになってきました。「TOEIC・英語検定」の中田達也氏が書いたTOEIC900でも英語が通じない?留学体験記、もうお読みになりましたか? アメリカでは「発音力」イコール「英語力」と見られる傾向があり、発音矯正にご苦労された方のインタビュー記事です。さらに読者からも次のような要望がありました。「発音記号からの発音の仕方を教えてください。」 発音記号を記事の中で表すのはちょっと難しいためにわかりやすく書いてある本をご紹介しますね。
この本の著者、奥村真知さんによると、「かっこいい英語を話したい」「ネイティヴみたいに話したい」「ジャパングリシュから卒業したい」という人にぴったりの本だそうです。しかもたった12日間でネイティヴ度がグッとあがるとありますよ。さて、さっそく中を拝見。
英語には12の特殊音
英語には日本語にはない音があります。その中でも特に気をつけたいキーとなるものが12個。その12の音を気をつけて出すようにすればぐっとネイティヴに近くなれるそうですよ。12個すべてをご紹介してしまうわけにはいかないので、特に特徴的なものを著者のご協力のもとピックアップしてみました。日本語の「ザ」ではありません。 |
よく th の音は「舌をかんで」といいますが、かまなくてもOKなんだそうですよ。裏ワザを教えてしまいましょう。
舌先を「ダ」より3ミリ前に出して歯に近づける。舌の先を歯のつけ根あたりに近づけて歯の間から空気をだす。日本語の「ザ」はやめましょう。
f (例: friend food fix family)
少し笑うのがポイントですって。笑って、上の歯を下唇に当てて、歯と唇の間からふ~っと吹き出す。英語ではこの息の音が大事なんだそうです。美容にもいいんだそうですよ。
さて、著者の奥村さんおすすめの発音のコツ、もうちょっと教えていただきましょうか。次のページへ