英語/英語学習アーカイブ

クロスメディア新英語番組 リトル・チャロ(4ページ目)

NHKの新英語講座番組「リトル・チャロ」はクロスメディア企画。主となるコンテンツをTVで楽しみ、ラジオでしっかり学び、ネットでさらに補足学習できるという新しい試みを展開しています。制作者の意図を取材!

執筆者:川本 佐奈恵

心温まるストーリー、見ているうちに自然に英会話がみにつく

リトル・チャロ
リトル・チャロはとても心温まるストーリーです。笑いあり涙あり。恋もしますよ。
ニューヨークで迷子になった子犬のチャロ。突然、ひとりぼっちの大冒険が始まります。はたして愛する飼い主に会えるのはいつの日か? さまざまな出会いを経て成長してくチャロ。英語も生き抜く力も徐々に身につけていく。チャロと一緒に冒険しているうちに日常使われる英語表現が自然と身につくコンテンツになっています。

突然ひとりで英語の世界に投げ出された日本人英語学習者をあらわしているようで、ついつい感情移入してしまいます。あまり言葉の通じない国にひとりぼっちで取り残されてしまったら、あなたならどうしますか?

ハラハラ、ドキドキ、笑いあり涙あり、ほのかな恋物語が登場したりと毎回先が気になってついついチャンネルをひねってしまうということになりそうです。隠されているメッセージは「あなたは誰のために生きていますか……」というもの。

日本語字幕付きでストーリーそのものを楽しむTV

リトル・チャロ
自分を英語を使わなければいけない状況に追いやることも大事ですよね、と語る純名さん。
TVでは画面の下に日本語字幕が出ます。これは物語そのものを思いっきり楽しんでもらおうという配慮で、英語が全くわからない人がみても大丈夫。お子さんと一緒に楽しむこともできますし、童心に返ることもできます。

人間は所詮ひとりでは生きていけないもの。英語だってそうです。ひとりで学習していくって、とても辛い作業なのです。いろんな人の力を借り、助けられ、励ましあったり支えあったりしながら勉強していくのが理想であり長続きの秘訣でもあります。

このストーリーを見ていると、生き抜く力を得ていく過程において、いかに多くの人に支えられ励まされているかがわかります。そして飼い主に対する誠実な思いと強い愛情、愛する人のために努力し頑張る姿が見えてきます。英語を学ぶと同時に周りの人への感謝も忘れてはいけないということ思い出させてくれる心温まるストーリー展開になっています。

ストーリーそのものは毎回5分間。この5分のコンテンツを使って、テレビでは、司会進行役のシェリーさんとマイケルさんを中心に生徒役の5人が英会話フレーズを練習。全体で20分の番組構成になっています。ラジオでは、主となるコンテンツの部分がラジオドラマになっていて、さらに音声のみに集中して楽しむことができます。ラジオをうっかりと聞きのがしてしまったというときも、安心してください。

ラジオを聞きのがしても大丈夫、ってどういうこと? ⇒ 次のページへ
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます