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64歳元半導体エンジニア男性の老後の働き方「大型2種免許を取得しバス運転士に。会社を選ばなければ、ひくてあまた」

高齢になっても働き続けたいと考える人が増える一方で、シニア世代の再就職は依然ハードルが高いのが現実です。定年後の再就職に有利な資格、定年後も稼げる資格とは。All Aboutが実施したアンケート調査から資格を活かして働くシニアの実情を紹介します。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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生涯現役で働きたい人にとって、有効な手段の一つとなる資格取得。定年後の再就職に役立つだけでなく、やりたい仕事や興味の幅を広げることにもつながります。

定年後も資格を活かして働く人は、どのような仕事に就き、いくら稼いでいるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、福井県在住64歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

バス運転手
回答者本人:64歳男性
同居家族構成:本人、妻
居住地:福井県
リタイア前の職業:半導体後工程の生産技術、製品開発
リタイア前の年収:700万円
現在の資産:預貯金1000万円、リスク資産8000万円

資格を活かした現在の仕事

資格:大型2種免許
職種:バス運転士
月収:約25万円

「バス運転士として働いている」

退職後に最も役立ったと感じる資格について「大型2種免許」と回答した今回の投稿者。

52歳で「半導体後工程の生産技術、製品開発」の仕事を早期退職し、54歳で大型2種免許を取得。「観光会社への就職」などを経て、現在は送迎のアルバイトで月収25万円程度を得ているといいます。

人手不足が問題になっている業界のため、「会社を選ばなければ、ひくてあまた」だそう。「ただ、給与は安い。今は個人年金や株の配当収入もあるので、給与水準にはこだわらず楽なスイミングスクールで送迎のアルバイトをしている」と続けます。

「現役時代と全く違う仕事がしたかった」

大型2種免許の取得を考えたきっかけについては、「半導体企業をリストラで早期退職後、全く違う仕事をしたかった」とコメント。くわえて「元々運転する事が好きだった事」が決め手になったと話します。

ただ、「失業期間の免許取得で補助金がでるタイミングを逃してしまい、全部自費で取得となってしまった。早く決断すれば良かった」と給付金の恩恵を受けられなかったことに関しては後悔している様子です。

「運転手不足のため持っていて損はない」

定年後に役立つ資格として、大型2種免許は「おすすめできます」と投稿者。

「深刻な運転手不足なので持っていて損はない。持っていれば必ず就職は出来る」とメリットを話します。

とはいえ、これから再就職や資格取得を目指す人には自分のやりたいことを軸に選んでほしいそう。「興味のある資格であれば楽しく仕事出来る」とアドバイスを残されていました。

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※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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