現 学習院大学外国語教育研究センター教授 NHKラジオ基礎英語3講師 (1996年、1997年) NHKテレビ3ヶ月英会話講師(1999年) NHKラジオリスニングテスト講師(1998年-2001年) 英国イースト・アングリア大学大学院卒(修士) 著書:『一杯のイギリス英語』(NHK出版) 『一杯のオーストラリア英語』(NHK出版 共著) 『英会話のきほん』(高橋書店)他 |
―― 英語学習者が一番知りたがっていることは、「どうやって勉強したらいいのだろう?」「どうしたら、英語が話せるようになるのだろう?」ということだと思うのです。何かポイントがありましたら、教えていただけますでしょうか?
1.自分に合った英語学習方法を見つけましょう |
ひとりひとり勉強の仕方は違います。話す力をつけたいのか?新聞を読む力をつけたいのか?映画を見てせりふがわかる力をつけたいのか?などによって勉強の仕方は違ってきます。
ペースもスピードも人それぞれでかまわないんです。山登りにたとえると、夜から登り始めてずっと朝まで休まずに登る人もいれば、ゆっくりと休み休み、あちらこちら景色を見ながめながら登る人もいます。
その人の学習暦と性格によってやり方は変わってきます。自分の合った方法を見極めましょう。
2.目標を明確に定める |
ただ英語をネイティブと同じように話せるようになりたいというような、あいまいなものではなく、今月はこれだけのことをやりましょうと、できるだけ具体的な目標をたてる。期間と目標を明確にすることで、効果もわかりやすくなります。あまり高望みはしないことがポイントです。
3.仲間を探しましょう |
意思の強い人はひとりでも頑張れますが、なかなか一人ではうまくいかないことが多いです。グループで勉強会のようなものを開催するといいですね。途中で止めたいなと思うようなことがあっても、仲間がいるので長続きします、時には知り合いの外国人を引き入れたり、おもしろいイベントなどを企画して刺激を受けながら勉強を進めることができます。
以上が大きなポイントです。まだまだ細かいポイントはたくさんありますよ。
それでは引き続き英語学習におけるちょっとしたコツを伺ってみましょう ⇒⇒