つくば市に3校の英会話学校を持つ女性経営者、ベアーズコミュニケーションズの代表取締役、奥村真知さんにお話を伺いました。奥村社長自ら伝授してくださる、英語の学び方、さぁ、耳を傾けてみましょう。
◆◆INDEX◆◆-1- プロが教える学習法・発音とリスニングの密接な関係-2- プロが教える学習法・タイプ別英語練習法-3- 英語に惚れて教育分野に参入 |
◆◆発音とリスニングの密接な関係◆◆
(川本): 奥村さんは発音矯正は英語学習過程において大事だとお考えだとお伺いしましたが、発音強化、または、リスニング力の強化という点でお話をお伺いできませんでしょうか?発音をよくすれば、聞き取り力も増すということでしょうか?
▼ 発音とリスニングには密接な関係が
(奥村): はい、発音とリスニングとは関連があると思います。自分がきれいに発音できる言葉は聞き取れます。人は、自分の発音の音を基準に聞き取りますから、期待した音が出ないと聞き取れないわけです。自分の中の基準音をできるだけネイティヴに近づけることが、リスニング強化の近道だと思います。発音の固い方達は、一方的に言いたいことをしゃべることはできますが、言葉の行き来ができるとは限りませんね。相手の言葉が聞き取れないことも多いようです。
▼ 自分の声を録音してみる
発音強化、といっても、まずご自分の発音がネイティヴと比べてどうなのかを知ることが先決だと思います。一つ一つ自分の発音を録音しながら比べてみてください。ラジオの番組など、ごく初級のもので発音の練習をした方がよいでしょう。次に、なぜネイティヴと発音が違うのか考えます。
▼ 口の周りの筋肉の動かし方に注意!
口の周りの筋肉の動かし方、口の開け方が違っているはずです。鏡を見てみましょう。自分で感じるほど口が動いていないはずです。両手の人差し指を口の両端に当てて発音してみてください。指が動けば口も動いています。顔の筋肉が動きにくい分、口の中の広さを調節することで、近い音を出してみます。
▼ 恥ずかしがらずに思い切って声を出す
とにかく恥ずかしがってはだめ。一人になれる場所で、思い切り声に出してください。そうやって、音の違いを工夫しているうちに、リスニング力も驚くほどついてきます。
私が生徒達にさせている方法をお教えしましょう。簡単なやり方です。ただし毎日です。
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