1:『哀れなるものたち』2024年1月26日公開
エマ・ストーン主演の美しくかつ奇妙な味わいの怪作が登場。妊婦のヒロイン(エマ・ストーン)が自ら命を絶った後、天才外科医(ウィレム・デフォー)が胎児の脳を彼女に移植したことから始まるヒロインの新たな人生を描いた作品。体は大人だけど赤ん坊のような振る舞いをしていた彼女が急激に成長していく姿をエマ・ストーンが熱演! 監督は『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス。
2:『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』2024年2月2日公開
貧しい家の出身にもかかわらずその美貌と知性で貴族社会に入り、ルイ15世(ジョニー・デップ)の心を奪ったジャンヌ(マイウェン)。しかし、労働者階級出身の彼女は宮廷の嫌われ者になってしまう……という実在の人物を描いた作品。美術、衣装が美麗で眼福。またジョニーのフランス語の演技も新鮮! 注目の作品です。監督は主演も務めたマイウェン。
3:『デューン 砂の惑星PART2』2024年3月15日公開
2021年に公開された『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編。惑星デューンを治めていたアトレイデス家が陰謀に巻き込まれ全滅。王の後継者ポール(ティモシー・シャラメ)はなんとかデューンを脱出!というところまでがPART1の物語。PART2は脱出したポールがたどる運命。そして彼の夢に出てきたチャニ(ゼンデイヤ)が物語に絡んでくるようです。監督は前作に引き続きドゥニ・ヴィルヌーヴ。
4:『異人たち』2024年4月19日公開
山田太一の原作小説『異人たちの夏』(新潮文庫刊)をイギリスを舞台にリメイク。2023年度の各映画賞を席巻している話題作。12歳のときに両親を亡くした主人公(アンドリュー・スコット)が、幼少期に暮らした家を訪れると、そこで亡くなったはずの両親が暮らしていたのです……。大林宣彦監督により1988年に映画化された『異人たちとの夏』と見比べてみるもの楽しいかもしれません。監督はアンドリュー・ヘイ。
5:『ゴジラ×コング 新たなる帝国』2024年4月26日公開
2021年に公開された映画『ゴジラvsコング』の続編が登場。映画『ゴジラ-1.0』が世界中で大ヒットしている中、今度はアメリカ版のゴジラ映画を見られるなんて怪獣映画ファンは狂喜乱舞でしょう。ゴジラ、コング共にパワーアップした姿を見せてくれるはずなので、日米の最強モンスターのガチバトルを大スクリーンでぜひ! 監督は前作に引き続きアダム・ウィンガード。今回ピックアップした5作品以外にも『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(2024年3月29日公開)、全米の映画賞を席巻しているラブストーリー『パスト ライブス/再会』(2024年4月5日公開)もおすすめです! 外国映画も続々と良作が公開されるので注目してください。