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松村北斗、山崎賢人の新作も! 映画ライターがセレクトする「2024年上半期」のおすすめ日本映画5選

2024年上半期のおすすめ映画を先取りピックアップ。感動作あり、ホラー映画あり、ファンタジーあり! 楽しみすぎる5作品です(2024年1~6月公開作)。※サムネイル画像:(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド

2024年、映画界はすでにトップスピードで走り始めています。日本映画は今年も豊作の予感。まだ年の前半だけど話題作の大渋滞です! では5作品ご紹介します!
 

1:『夜明けのすべて』2024年2月9日公開

夜明けのすべて

(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

PMS(月経前症候群)の女性(上白石萌音)とパニック障害の男性(松村北斗)が同僚の関係から友情を育んでいく物語。人と人との信頼関係が築かれていくプロセスと心の病との付き合い方など、登場人物の心に寄り添いながら丁寧に描いた作品です。原作は瀬尾まいこ。監督は『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱。
 

2:『マッチング』2024年2月23日公開

マッチング

(C)2024「マッチング」製作委員会

ウェディングプランナーのヒロイン(土屋太鳳)はマッチングアプリで出会った男性(佐久間大介)に執拗に追いかけられ恐怖を感じるように。同じ頃、マッチングアプリで出会った夫婦の連続殺人が起こる……という物語。

ストーカーの恐怖を描いた作品と思いきや、闇は深く、振り回されるヒロインの恐怖を観客も一緒に体感する作品に。演出は『ミッドナイトスワン』の内田英治監督。
 

3:『陰陽師0』2024年4月19日公開

陰陽師0

(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会

安倍晴明の生誕1100年を記念して制作された映画『陰陽師0』。『陰陽師』(文藝春秋)の原作者である夢枕獏の協力のもとに映画化。平安時代を舞台に、呪術の天才・安倍晴明(山崎賢人)は怪奇現象と対峙し、巨悪な陰謀と向き合うことになる……という物語。

監督・脚本は佐藤嗣麻子。染谷将太、奈緒、村上虹郎など豪華俳優陣による壮大な呪術エンターテインメント映画です。
 

4:『ミッシング』2024年5月17日公開

ミッシング

(C)2024「missing」Film Partners

幼女の失踪事件を軸に、見つからない娘を探し続ける母親(石原さとみ)、妻と心がすれ違っていく夫(青木崇高)、風化されそうになる失踪事件を追い続ける記者(中村倫也)を描く。

メディアの暴走、誹謗中傷など現代社会が抱える闇を突きつけながらも希望を忘れない感動作。監督・脚本は『空白』の吉田恵輔。
 

5:『ディア・ファミリー』2024年6月14日公開

ディア・ファミリー

(C)2024「ディア・ファミリー」製作委員会

「余命10年」を宣告された愛娘のために人工心臓を作ろうとする父(大泉洋)と家族の闘いの日々を描いた感動作。妻役に菅野美穂。長女は川栄李奈、心臓疾患のある次女に福本莉子、三女は新井美羽という豪華キャスト。大泉洋の新たな魅力が開花する作品になりそう。監督は『君の膵臓をたべたい』の月川翔。
 
ちなみに1月公開作『ゴールデンカムイ』(1月19日公開/山崎賢人、山田杏奈出演)は、公開中なので先取りから外しましたが、続編もありそうなので必見。同じく公開中の『カラオケ行こ!』(1月12日公開/綾野剛、齋藤潤出演)は、個人的に2024年ベスト10に入りそうなほど素晴らしいヒューマンコメディー。そして『変な家』(3月15日公開/間宮祥太朗出演)は風変わりなホラー映画。家の間取りに潜む闇にゾゾっとする作品です。

今年も日本映画からビッグヒットは生まれるでしょうか。ぜひ劇場へ足を運んでくださいね!

※山崎賢人の「崎」は正式には「たつさき」
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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