人間関係

仲良し夫婦には共通点がある?いい夫婦のために見直すべき3つのこと

今回は、仲良し夫婦に共通する、良好な夫婦関係を持続させる秘訣についてご紹介します。「いい夫婦」でいるためには、今すぐ見直すべきことがあります。夫婦問題研究家の岡野あつこが「仲良し夫婦が心がけていること」を解説! ぜひ参考にしてみてください。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

仲良し夫婦が実践している3つの心がけ!

仲良し夫婦の特徴

仲良し夫婦は、日常のなかでどんな工夫をしているのでしょうか?

11月22日は「いい夫婦の日」。たとえ今の夫婦のあり方が、新婚当初の熱い関係ではなくなっていたとしても、いつまでも円満な関係でいたいと思いますよね。そこで今回は、仲良し夫婦に共通する、良好な夫婦関係を持続させる秘訣についてご紹介します。
 
<目次>
 

仲良し夫婦の心がけ1.「感謝の気持ちを言葉で伝える」

相手への感謝がまったくないわけではないけれど、つい当たり前になってしまっていることはよくあるもの。仲良し夫婦は、日常生活での小さなことにも感謝の気持ちを忘れないよう心がけています。

とくに大切なのは、「感謝の気持ちを言葉にして相手に伝えることを惜しまない」ということです。「子どものお迎えをしてくれて、いつも助かっているよ」「この前つくってくれたカレー、おいしかったな。ありがとうね」「仕事が忙しいのに、結婚記念日を忘れずにいてくれてうれしい。ありがとう」というように、具体的な行動を感謝の言葉で相手に伝えることが大事。

「やってもらって当たり前」ではなく、「やってくれてありがとう」の気持ちと言葉が円満な夫婦を築くコツです。

「今さら面と向かって言うのは照れくさい」という場合でも、LINEを活用すれば照れくささは半減するはず。言葉にする手間を惜しまずに伝えましょう。
 

仲良し夫婦の心がけ2.「定期的に夫婦ふたりの時間を持つ」

「忙しいから」「子育てが優先だから」と、夫婦ふたりで過ごす時間をつくることを後回しにしていませんか? いつまでも仲良し夫婦でいるためには、ほかに優先したいことがあっても夫婦ふたりで楽しむ時間は確保することが大切です。

ふたりだけで旅行に行ったり、食事に行ったりすることは理想的ですが、それが難しい場合でも大丈夫。「仕事帰りの相手を駅まで迎えに行く」「子どもが寝た後、一緒にお酒を飲む」「ご近所をふたりでウオーキングする」「ふたりでお料理をする」など、短い時間でもふたりの時間を持てる機会は意外とあるもの。仲良し夫婦が日常的に実践していることでもあります。
 

仲良し夫婦の心がけ3.「お互いの変化を楽しむ」

時間の経過とともに、人は変化します。夫婦といえども、ひとりずつお互いが成長していくもの。仕事をしていくなかで考え方の幅が増えたり、子育てをしていくうちに視野が広がったり、新しい交友関係ができてものの見方が変わったり……そんな「変化」とともに、夫婦はともに進化していきます。

そのときに大切なのは、相手を受け入れるということです。以前と変わったことをネガティブにとらえるのではなく、「へー、そんなふうに変わるものなのね!」「なるほど、そうきたか!」というようにポジティブにとらえることで、自分のマインドも鍛えられ、新鮮な「気づき」に夫婦関係はより深まるはず。
 

まとめ

相手の変化を受け入れ、それに合わせて自分の対応力も高めていくと、夫婦を取り巻く環境がどれほど変わろうとも揺るがない絆を築いていくことができるようにもなります。

そんなふうに、夫婦でいることに慢心せず、コミュニケーションを大事にするのが仲良し夫婦でいるための基本です。関係を改善する努力には「手遅れ」も「ムダ」もありません。今回ご紹介した3つのことを、今日から意識してみてくださいね。

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