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根っからの映画好き! 10月13日公開『春画先生』に出演、柄本佑さんが語る「映画館のベスポジ」(2ページ目)

映画『春画先生』に出演している柄本佑さんにインタビュー。『春画大全』の編集者・辻村役の裏側、柄本さんのキャリアについてお話を聞きました。

子どもの頃から映画監督になりたかった!

「春画先生」柄本佑

子どもの頃から映画監督志望だった柄本佑さん

――柄本さんはもともと監督志望だったと聞いています。最初が俳優デビューだったのはなぜでしょう?
 
柄本
:僕は子どもの頃から映画ファンで、映画監督や技術スタッフにも詳しかったんです、デビュー映画『美しい夏キリシマ』(2003)は、監督が黒木和雄さんだったことが大きいですね。「『竜馬暗殺』(1974)『祭りの準備』(1975)の黒木監督に会える! 絶対に撮影現場が見たい!」と思い、オーディションを受けました。
 
僕が映画に出演するのは、映画が好きだから。好きな監督の撮影現場を見たいし、体験したい。目的はそこにあると言ってもいいかもしれません。「あの監督から声をかけていただいた」とか「ワンシーンだけだけど、岸部一徳さんと芝居ができる!」とか、そういう映画ファン目線が常にありますね。
 
――根っからの映画好きなんですね。
 
柄本
:小学校の卒業文集に「将来は映画監督になる」と書いていたくらいですから。

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