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なぜアドゴニーは日本に来ようと思ったか!?(2ページ目)

アドゴニーインタビュー第二弾!アドゴニーさんの目から見た日本、そして、どうして芸能界入りすることになったのかなどを聞いてみました!

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

アドゴニー・ロロ
アドゴニーさんとベナンの大統領
ガイド:芸能人として活動をするようになったきっかけは?

アドゴニー:セインカミュがこの事務所にいたとき、ある番組でとんねるずと一緒に私が通っていた学校にやってきた。そのとき、私は学校の中でも人気者だったのね(笑)

だって、英語もフランス語も中国語もできたし…。それで、番組がきたとき、校長先生が個人的に紹介してくれて、それでセインが「もしよかったら自分のいる事務所にこない?」って言ったのがきっかけ。

それで、この事務所に入ってから、からくり(さんまのSUPERからくりTV)がきて、さんまさんに気に入られて、からくりを5年間やって、その後黄金伝説(いきなり!黄金伝説)やって、映画も4本撮って…、いろんなすばらしいことあった。

だから、気づいたら7年間一度もふるさとのベナンに帰れなかったよ。本当に日本に来てからは時間が過ぎるのが早い。

ガイド:アドゴニーにとって、これからの目標は何?

アドゴニー:これからの目標は、僕が演劇を選んだ理由は、この地球の人たちを幸せにするため。別に国とかは関係ない。

自分の子供は日本で生まれたから、日本は離れないけど、私の舞台はここだけじゃなくて、日本をベースにして、それ以外の国、台湾、中国、香港、インドネシア、シンガポール、アメリカ、フランス、南米…、どこでもチャレンジしたいと思ってる。

私はアーティストは親善大使だと思ってるから、演劇だけじゃなくても、いろんな活動を通して、国際交流に関わっていきたい。

ガイド:今度、フランス語とかのレッスンもしようと思っているんだよね?

アドゴニー:そうです。アドちゃんのプライベート・レッスンというのを始めます。

東京には外人もたくさんいるのに、日本人はシャイでなかなか話そうとしない。でも、それはもったいないと思うから。

私は言葉の先生じゃないし、きれいな言葉を教えれないけど、たくさんの日本人に外国語のウィルスを植えつけたい。オープンマインドにね。

だから、きれいな言葉を教えたいんじゃなくて、遊びながら、笑いながら、言葉を学びましょうというのをやりたい。

あと、私は料理も教えてるよ。和フリカン料理っていうんだけどね(笑)

それから、和フリカンパーティもやったりしてる。そして、この料理とかパーティを通して、国際交流をしたり、外国語を学んだり…ということをしてるんだ。

ガイド:面白いね!アドゴニー、今日はどうもありがとう!今後のますますの活躍を期待しています。

自分の視点や考えを持ちながらも、好奇心を持って新しい世界に飛び込んでいるアドゴニーさん。彼と話しながら、日本人ももっともっと世界に飛び出していってほしいなぁと感じました。

【プロフィール】
名前:アドゴニー・ロロ(Baudouin Euloge ADOGONY)
1974年3月11日ベナン共和国生まれ。
フランス語圏の学校でアフリカの歴史、地理、哲学、文学と様々な分野を学ぶ。
1996年北京に留学。1997年~2000年まで北京中央演劇学院にて勉強。卒業後、俳優として活躍。
2000年に来日以降、テレビ、映画にと多方面で活躍中。
フランス語、中国語、英語、日本語、スペイン語と多言語を操る。

【関連記事】
『アドゴニーは何ヶ国語をしゃべれるのか!?』

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