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Twitterの認証バッジ(Twitter Blue)の取得方法と注意点

TwitterにはTwitter社が認証したアカウントであることを示す「認証バッジ」というシステムがあります。この認証バッジに関するルールが2023年4月に変更されました。従来の認証バッジとの違いや申請方法について解説します。

福田 正人

執筆者:福田 正人

インターネットサービスガイド

Twitterで認証バッジを取得する方法とは?

Twitterで認証バッジを取得する方法とは?

この記事では、Twitterで認証バッジ(Twitter Blue)を取得する方法や注意点について解説します。

※この記事は2023年7月22日に執筆しています
※同年7月28日現在、Twitterのロゴは「X」に変更されています
※「Twitter Blue」の名称についても「Blue Subscription」に変更されています
<目次>

Twitterの「認証バッジ」とは

TwitterにはTwitter社が認証したアカウントであることを示す「認証バッジ」というシステムがあります。個人ユーザーは青色のチェックマーク、企業は金色またはグレーのチェックマークがつきます。

Twitterの「認証バッジ」のルールが変更

2023年3月24日、Twitter社は4月1日から従来の公式マーク/認証バッジ制度を廃止し、個人ユーザーは「Twitter Blue(青色の認証バッジ)」、企業は「Twitter Verified Organizations(金色またはグレーの認証バッジ)」を適用する新ルールを発表しました。
 
従来、Twitter認証バッジには青色の認証済みバッジのみが存在していました。これは対象のアカウントが公共の利益にかなうものであり、信頼できることをユーザーに知らせるためのものでした。青色のバッジを取得するには、アカウントが信頼でき、著名であり、なおかつアクティブである必要があり、申請をしてもなかなか審査が通らないことで有名でした。
 
しかし、Twitterは従来の認証ポリシーを廃止し、加入することで青色の認証バッジを付けることができる有料プラン「Twitter Blue」を開始しました(以前から「Twitter Blue」はありましたが、これに新たに認証バッジの取得を導入した形)。

Twitter Blueに加入し、一定の要件を満たすと認証バッジが付与されます。

認証バッジ「Twitter Blue」の概要

つまり、認証バッジを取得するには有料プランであるTwitter Blueに加入する必要があります。Twitter Blueとはどんなプランなのでしょうか。

■Twitter Blueの機能
Twitter Blueに加入すると、以下の機能を利用することができます。
  • ツイートの編集:元のツイートが送信されてから30分間、一定回数の変更を行うことができます。
  • 長文のツイート:最大1万文字のツイートを投稿できます。
  • 広告数の半減:[フォロー中]と[おすすめ]の各タイムラインに表示される広告数がおよそ50%減少します。
  • 長尺の動画のアップロード: 最大120分の長さの動画をアップロードすることができます。
■Twitter Blueの料金
Twitter Blueの料金は申込をするプラットフォームによって金額が異なります。ウェブサイト(ブラウザ)経由の申込は月額980円です。iOS/ Android経由の申込の場合は、1380円となります。

認証バッジ「Twitter Blue」の取得条件

Twitterではプラットフォームの信頼性を維持するため、チェックマークを付与する際の資格基準を設けています。

  • 情報に不備がないこと:対象のアカウントには表示名とプロフィール画像が設定されている必要があります。
  • アクティブに利用されていることTwitter Blueをサブスクライブするには、対象のアカウントが過去30日間にわたってアクティブである必要があります。
  • セキュリティーが確保されていること対象のアカウントは、作成後90日以上が経過していて、登録されている電話番号が認証済みである必要があります。
  • 欺瞞(ぎまん)的行為に加担していないこと対象のアカウントには、誤解を招く情報や虚偽情報の流布を行っている兆候、プラットフォーム操作やスパム行為に加担している兆候が認められないことが求められます。
そのため、プロフィール画像、表示名、またはユーザー名(@で始まる名前)を最近変更していないことが求められます。
 
Twitter BlueにサブスクライブしたアカウントをTwitterが審査し、全ての要件を満たしていることが確認されると、認証バッジが表示されます。

認証バッジ(Twitter Blue)の申請手順【スマホアプリ】

上記の項目を満たした上でTwitter Blue加入の申請を行い、審査に通過すると自動でバッジが反映されます。申請するためには以下の手順を行います。
 
1.
画面左側に表示されるメニュー項目から[Twitter Blue]をタップします。
画面左側に表示されるメニュー項目から[Twitter Blue]をタップ。

画面左側に表示されるメニュー項目から[Twitter Blue]をタップ。

2.
月額プランか年間プランを選択します。
プランを選択。

プランを選択。

3.
電話番号で認証を行います(電話番号が認証済みでない場合)。
電話番号で認証を行う。

電話番号で認証を行う。

4.
金額をタップし、登録を完了します。
金額をタップし完了。

金額をタップし完了。

認証バッジ(Twitter Blue)の申請手順【PCブラウザ】

PCブラウザでは以下のような手順を行います。

1.
画面右の[認証を受ける]をクリックします。
1

「認証を受ける」をクリックしてください

2.
[私は個人です]を選択し、[購入する]をクリックします。
1

個人か組織かを選択します

3.
月額プランか年間プランを選択し、金額をクリックします。
1

金額が表示されている部分をクリックします

4.
支払い情報を入力し、[申し込む]をクリックします。
1

申し込みをクリックしましょう

5.
Twitter Blueの機能はすぐに使用できるようになりますが、認証バッジの反映には時間がかかる場合があります。早くとも2日から3日はかかるようです。

認証バッジ(Twitter Blue)を取得するメリット

認証バッジを取得することでユーザーは以下のメリットを得ることができます。
 
  • 信頼性向上:ユーザーが信頼できるアカウントを識別するのに役立ちます。
  • なりすましアカウント対策:なりすましアカウントの撲滅に役立ちます。
  • 認知度向上:アカウントの認知度を向上させることができます。
  • フォロワー数の増加:フォロワー数の増加につながる可能性があります。
  • 広告収入の増加:広告収入の増加につながる可能性があります。

認証バッジ(Twitter Blue)を取得するときの注意点

Twitterは利用規約に基づき、認証バッジを予告なく剥奪することがあります。
 
プロフィール画像、表示名、またはユーザー名(@から始まる名前)が変更されると、対象のアカウントが引き続き要件を満たしていることが確認されるまで、認証バッジは一時的に表示されなくなります。また、この審査期間中にプロフィール画像、表示名、またはユーザー名をさらに変更することは禁じられています。

全ての要件を引き続き満たしていることが確認されると、認証バッジが再度表示されます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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