ガイド:まずはSさんのバックグランドを教えていただけますか?
Sさん:大学卒業後、大手旅行会社に10年間務めたのですが、フランス語の勉強がしたかったので退職してフランスに渡り、モンペリエで1年半フランス語研修をしました。そして、その後英語も勉強したいということでイギリスに渡り約1年間英語研修もしました。
ただ、もう年齢も年齢だったので、このまま帰ってもなかなか就職に結びつかないのではないかと考え始めたのが、MBA留学をするに至ったきっかけです。
美しく魅力的なモナコの街並み |
Sさん:最大の理由はやはりフランスが好きだったので、フランス語圏に留学したかったということが挙げられます。つまり、勉強は英語だけど、日常の生活はフランス語で…という生活をしたかったのです。
そして、第一志望をリヨンの大学、第二志望としてモナコの大学を考えました。しかし、出願後のインタビューでモナコに行った時、あまりにも気候が良く、また街の雰囲気が素晴らしく、目の前には地中海が輝いていたため、感動してしまったのです。その瞬間にこれは絶対にモナコしかない!と決意し、結局第一志望であったリヨンの大学にはインタビューにも行きませんでした。
ガイド:それほど、モナコは魅力的だったんですね!モナコはどんなところなのですか?
Sさん:一言で言えば、とにかく美しく魅力的な街です。イメージとしてはディズニーランドを大きくしたような感じと言ったらいいでしょうか。国といった感じがしないんですよ。
でも、ホテルもレストランも高いですから、お金がないとつまらないかもしれません。ただ、そういう場所柄か、クラスメイトは金持ちが多かったですね。元プロテニスプレイヤーだったり、元レーサーだったり、親がモナコに別荘を持っていたり…。
ガイド:周りが金持ちばかりだと一緒に遊ぶのもお金が掛かりそうですね。
Sさん:でも、そんな彼らもいつもはジーンズにTシャツといった服装ですし、実際にMBAの授業はかなりハードなので、勉強づけでそんなに遊んでばかりもいられなかったのが現状です。
ガイド:クラスメイトはどんな人たちだったのですか?
Sさん:私がいた当時、クラスメイトは約40人だったのですが、世界25ヶ国から来ていましたので、国籍はかなりバラエティには富んでいました。日本人は私を入れて3人だったのですが、40人のうちの3人なので国籍としては大きな割合を占めていましたね。男女はだいたい半々で平均年齢は20代後半から30代前半だったでしょうか。
留学中に滞在していた部屋から地中海を望む |
Sさん:私は学校が紹介してくれた長期滞在用のホテルマンションに住んでいたのですが、月の家賃はだいたい10万円くらいだったと思います。私のマンションの部屋からは地中海が望め、また、マンションにはプールも付いていて、かなり素晴らしい環境でした。
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