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全米一の校舎を持つピッツバーグ大学

かつては「鉄鋼の街」「煙の街」として知られたピッツバーグ市も、現在は大学と病院の街に生まれ変わりました。今回の記事は同市に位置するピッツバーグ大学についてです。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

ピッツバーグ大学
大学の象徴Cathedral of Learning(学びの聖堂)は全米1位の高さを誇ります。
University of Pittsburgh(愛称 Pitt)は1787年に創設された小さな私立学校Pittsburgh Academyが前身です。現在はペンシルバニア州の支援を受ける公的研究大学として州立大学と同等に運営されています。90を超える学部専攻と200を超える大学院プログラムを提供していますが、中でも特に全米屈指の医学部が有名で、各種ランキングで常に上位にランクされます。

世界各国、全米各州から集まってくる学生はトータルで3万人を超え、2006年には106ヶ国から留学生を受け入れました。最も多い出身国は中国、インド、韓国、台湾、トルコの順になっています。

「大学と病院の街」ピッツバーグ市

ピッツバーグ市はペンシルバニア州の西に位置し、州内ではフィラデルフィアに次ぐ大都市で都市圏人口は約235万人と全米21位の規模です。製鉄業が発展し、かつては「鉄鋼の街」「煙の街」として知られた同市ですが、現在では大学と病院の街として生まれ変わりました。

1985年には、「フォーチュン誌」が、ピッツバーグ大学やカーネギーメロン大学などの高等研究機関や全米に名だたるピッツバーグ交響楽団があり、大都市圏の中では生活費と犯罪率が低いという理由で、「全米一住みやすい都市」と評価したそうです。

全米1位の高さを誇る校舎

ピッツバーグ大学やカーネギーメロン大学がある文教地区オークランドはダウンタウンの東にあります。そして、オークランド地区の中心に132エーカーのキャンパスを持っているのがピッツバーグ大学。メインの校舎で大学の象徴にもなっているCathedral of Learning(学びの聖堂)は、42階建て、高さ約160メートルのゴシック建築のビルで、教育機関の建物としては世界第2位、全米1位の高さを誇っています。

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