仏像マニアにおすすめの世界遺産

立体曼荼羅で仏像ファンを魅了する東寺と、阿弥陀如来像と雲中供養菩薩が人気の平等院。どちらも、前記の4つほどは混雑しないので、じっくり拝観してください。

東寺
京都駅から近いので、たとえば新幹線に乗って帰る前などの午後に、仏像と楽しく対話することができます。数々の傑作仏像が林立する立体曼荼羅の中でも、特に人気なのは、京都2大イケメン仏像として名高い(?)帝釈天と梵天です。
平等院鳳凰堂は、平安時代以来、変わらない美しさ
平等院
京都から電車で30分ほど行った宇治にあります。10円玉の絵柄で知られる鳳凰堂は時間ごとの入れ替え制で、係の方の指示に従って拝観するシステムです。人気の雲中供養菩薩は、半分が敷地内の平等院ミュージアムに展示され、こちらは自分のペースでゆっくり見られます。


比較的すいている世界遺産

醍醐寺の見事な桜。この時期はさすがに混むが、他の季節は静かです
以下の3つは、たいへん美しい由緒ある大寺でありながら、前記の4つよりはなぜか知名度が低めのせいか、比較的すいています。ただし、どこも桜の名所なので、そのシーズン以外はすいている、ということです。

仁和寺
普段は国宝の金堂内は拝観できませんが、境内だけなら無料です。仏像などがある宝物殿の拝観も期間限定です。仁和寺御殿と呼ばれる一角は、常時拝観可能です。大正時代の建物と庭園で、御殿の名にふさわしく、きわめてゴージャスです。

醍醐寺
秀吉が「醍醐の花見」を行った寺です。京都の中心部からは少し離れていますが、地下鉄を利用すれば、それほど時間はかかりません(約20分)。三宝院という塔頭にある庭園も秀吉がデザインしたもので、わたしの見解では、京都で1~2を争う素敵な庭園です。

天龍寺
人気の嵯峨野にありながら、比較的すいている世界遺産です。歩いてめぐれる回遊式庭園があり、広いため、多少人が多くても混雑を感じないのかもしれません。ただし、紅葉シーズンはその限りではありません。