アフリカ系アメリカ人が9割以上?
アメリカの大学では様々な人種の学生が学んでいる。 |
ちなみに、フロリダ州のUniversity of Florida(フロリダ大学)はアフリカ系が9%、アジア系が7%です。そして、Florida State University(フロリダ州立大学)もアフリカ系が12%、アジア系が3%なので、同じアメリカ南部といっても学校によってかなり違うんですね。
ヒスパニック系が半数近く?
ということは、メキシコに近いエリアだったら、やっぱりヒスパニック系が多い?調べてみましたら、そうでした。メキシコの国境近くにあるNew Mexico State University(ニューメキシコ州立大学)はアフリカ系が3%、アジア系が1%に対して、ヒスパニック系はなんと45%です。
では、ハワイは?なんて、調子に乗って調べてみましたら、当然ここでも地域性を反映し、University of Hawaii at Manoa(ハワイ大学本校)では65%がアジア系またはPacific Islander(太平洋諸島)出身者でした。
白人ばかりの大学
逆に、学生のほとんどが白人という学校は北の方だろうなぁ。それも、ロッキー山脈の北の方…。はい、その通りです。University of North Dakota(ノースダコタ大学)はアフリカ系1%、アジア系1%、ヒスパニック1%でしかありません。South Dakota State University(サウスダコタ大学)に至っては、もっと少なく、アフリカ系0.6%、アジア系0.8%、ヒスパニック0.7%だそうです。
アメリカって本当に広いんですね。地域によってこんなに格差があるのはビックリです。
同じ州なのになんでこんなに違いが?
でも、同じ州なのに、学校によって人種構成が全く違うところもありました。それはそれでどうしてなんでしょう。例えば、南部のサウスキャロライナ州。University of South Carolina(サウスキャロライナ大学)はアフリカ系が14%しかいないのに、South Carolina State University(サウスキャロライナ州立大学)はなんと98%も!
留学で得られるものは人それぞれ異なりますが、人との出会いが財産!ということをおっしゃる留学経験者は多いと思います。となると、その学校でどんな学生が学んでいるかというのも、大学を選ぶ際の大きなポイントになるのではないでしょうか。人種の割合というのも、一つの指標になるかもしれませんね。
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