米国公認秘書資格(CPS)を取ったらどんなメリットが?
メリットが大きい米国公認秘書資格を取得しよう |
※IAAPは全世界各地600箇所に支部を持つ世界最大の管理部門に勤めるプロフェッショナルの団体で、主催するCPSは全世界で6万人以上の保持者がいます。
海外で活躍したい、国際的に活躍したい、外資系企業で働きたい、英語を使って働きたいという方にとって、目標に近づく手段の一つとして、この米国公認秘書資格(CPS)を取得することが考えられます。
取得のメリットとして次のようなものが考えられます。
1.英語力がビジネスレベルであることが企業に認識される
2.管理部門、秘書のスペシャリストとして企業に認識される
3.試験を合格することにより、アメリカの大学の単位として認められる
また、管理部門という職種のために、業界を選ばずに、幅広い業種で就職先を探すことが出来るのもメリットのひとつです。
アメリカでは、CPS資格保持者は同様に仕事をした場合に、資格を持たない人より年収で2,228ドル(約25万円)多いという調査結果も出ているそうです。
米国公認秘書資格ってどんな資格?
CPSは日本の秘書検定とはかなり異なった内容で、むしろプレMBA(ビジネススクール)的な内容になっており、その内容は下記の3分野に渡ります。・Office Technology(経営管理に必要なITの知識)
・Office Administration(ビジネスコミュニケーション)
・Management(経営管理、人事、会計、総務の基礎知識)
Office Administrationでは、アメリカ企業や外資系で実際に働くために必要なビジネスレターなどのビジネスフォーマットの基本が学べたり、チームの中でのコミュニケーションやプレゼンテーション技術などが学べます。そして、ManagementではLeadership理論やMotivation理論などの経営理論、人事管理においては社員の採用、面接の方法、給料など報酬の決め方など具体的に学べます。基礎的な内容でありながら実践的なレベルの高い内容。それがプレMBAといわれている理由のようです。
つまり、CPSは秘書というよりも、経営(経営管理、人事、総務)のスペシャリストのためのビジネス資格で、資格保持者はビジネスの基礎的な理論と実務を理解していることを証明することができます。