50代で年金生活を控えています。どんな保障があればいいですか？

お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、年金生活での必要な保障について専門家が回答します。専門家に質問したい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。

Q：50代で年金生活を控えています。どんな保障があればいいですか？

「50代で年金生活を控えています。子は独立しました。私は保険に入りすぎているかもしれません。どんな保障があればいいですか？」（58歳・会社員）

A：入院日額5000円、死亡保障100万円程度のようなシンプルなものでもいいでしょう。心配な場合は、ファイナンシャルプランナーなどへご相談されてもいいと思います

基本的に年金生活では、養う家族がいませんので、大きな死亡保障はいらないでしょう。本当に必要な保障のみ、シンプルな保障に見直し、支出を削減するのがいいと思います。

例えば、入院日額5000円、葬儀費用程度の死亡保障でもいいと思います。昨今、葬儀内容は家族葬などシンプルな葬儀になっていて、葬儀費用も100万円程度でもまかなえるものが多くあります。

保険料が安価なものとなると、共済保険は、民間の保険料より安いことが多いので検討するのもいいと思います。過剰な保険を見直して、支出を削減できれば、老後、年金生活の不安軽減につながるでしょう。

心配な場合は、信頼できるファイナンシャルプランナーなどへ、ご相談されてもいいと思いますよ。

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監修・文／深川 弘恵（ファイナンシャルプランナー）