不安やストレスを溜めないで節約するには?
最近は、円高や、世界情勢の変動により、私たちの家計を逼迫しています。電気代の高騰が激しいのはもとより、天候不良により野菜も高騰し、国産と比べると価格が手軽な輸入商品も、円高の影響で、国産と変わらないような価格になっています。収入が上がることなく、支出だけが増えてしまい、今までコツコツ貯金していた人は、貯蓄もできなくなってきている人もいるのではないでしょうか? こんな状況では、ストレスばかりがたまり、不安ばかりがつのることと思います。
ストレスをためない節約方法をご紹介します!
節約術1:家庭菜園をしてみる
スーパーに買い物に行くと、野菜が高くて手が出なくなることもあるかと思います。そこでお庭やベランダで、家庭菜園してみるはいかがでしょうか。ミニトマトやなす、ハーブなどを育ててみると成長が楽しみになり、収穫が待ち遠しくなります。お庭で収穫したての新鮮な野菜が食卓に並ぶと、身体も気持ちも健康になることでしょう。節約術2:食材は食べきれる分を購入する
今まで当たり前のように、キャベツや白菜、大根など、まるごと1個購入して、結局使い切れず、無駄に捨ててしまっていたことはないでしょうか? つい、まるごと1個購入した方がお得だからと買ってしまいがちですが、結果的に無駄な出費になってしまいます。自分たちで食べきれる分だけ購入する、必要なもの、必要な量を購入することが、結果的に無駄な出費をなくすことにつながります。節約術3:買い物では家の在庫を思い出すようにする
「家にあるもので作る」「家にあるものは使い切ることが基本!」と日々自分に言い聞かせ、自然と身に付くようにしていきましょう。ひとつのものを大切に使い切る、安かろう悪るかろうなものは買わない、バーゲンセールに飛びつかない。これを日々の買い物を基本としましょう。詰め放題!などのバーゲンセールは、安いものは本当にありますが、ついつられて余計なものも買いがちです。戒めることが重要です。節約術4:『あったら便利』で買わない
例えば「洋服ダンスは必要」と思っているかもしれませんが、場所をとります。洋服は日ごろ身に付けるものは決まったものばかりになっていませんか? 着ない洋服は断捨離すると、結果的に洋服ダンスのも必要ではなくなります。リサイクルセンターに買い取ってもらえたりすることもできるでしょう。洋服ダンスの引き出しのリメイクなんかも楽しいかもしれません。節約術5:食卓の「品数」は増やそうとしなくてもOK
食卓を豊かにすることはとてもいいことですが、品数が多いだけが豊かな食卓ではありません。3品あった副菜を2品に減らしてもそれほど不満がないことと思います。欲を言えばきりがありません。「これで足りるね」という感覚が身に付くと、ものを大切にすることの大切さに気がつけることができ、結果的に、幸せ度合いが高まることと思います。感謝の気持ちがもてるでしょう。節約術6:レジャー費用は割引やクーポンを活用する
レジャー費用は、無料で見学できる工場見学や、安価で利用できる公共施設、図書館、卓球場などや体育館、ハイキングなどでお金をかけずに楽しめることと思います。また、最近政府は、旅行代金の割引やクーポンも発行しています。この機会を利用するとお得に旅行が楽しめますね。節約術7:古い家電は買い替えたほうが節約につながることも
古い家電等を機能性や使い勝手が悪いにもかかわらず、「新しいものを買うお金がないから」と使い続けていませんか? 結果的に時間も電気代もかかって節約にはつながりません。買い替えたほうが省エネにもなる等、支出をセーブすることにつながる場合があります。今は家計逼迫で、不安いっぱいかと思います。今から生活レベルのダウンサイジング、シンプルライフを実践して楽しみましょう。
監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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