濱田岳さんとの再共演がうれしかった
――劇場版での七菜の婚約者役は、濱田岳さん。何度も共演していて気心が知れた相手だと思いますが、今回の共演はいかがでしたか?広瀬:濱田岳さんとは、彼女役、奥さん役などいくつか共演させていただいていたので、安心感がすごくありました。婚約者役が濱田さんと聞いて「やった!」と、とてもうれしかったです。濱田さんとお芝居していると、セリフが自然と出てくるんです。アドリブの入れ方、セリフの間の取り方など、共演作でたくさん勉強させていただきました。今回も現場でお会いして「よろしくお願いします」と挨拶しただけで撮影に入ったのですが、最初からお芝居の空気感は完璧でした!
美容トークで盛り上がる秘書軍団!
――連続ドラマから共演している秘書役の皆さんとは撮影の合間、どのように過ごしていたのでしょうか? 女子の多い現場なので賑やかですか?広瀬:かなり賑やかです(笑)。本当に話が尽きなくて、一生しゃべっているんじゃないかと思うくらいです。話題は美容が多いかな。皆さん詳しいのでいい情報交換ができました。私は菜々緒さんが持参していたものが気になって「それなんですか?」と聞いて、教えてもらったものをその場で購入しちゃいました(笑)。
――楽しそうですね。劇場版はゲストがまた豪華ですが、撮影で印象に残っていることはありますか?
広瀬:九十九ファミリーのドンを演じた笑福亭鶴瓶さんが、ずっとかわいかったです(笑)。悪役なので本番では怖いんですけど、カットがかかった途端に、普段の鶴瓶さんに戻って赤ちゃんみたいな笑顔を見せてくれて。その笑顔が素敵で、たくさんお話させていただきました。 あと印象に残っているのは、信州ロケ! 景色はとてもきれいなのですが、とにかく寒くて、外の気温はマイナス17度。お部屋のシーンになると、みんなで「暖かいね」と話していたんですが、室内もマイナス2度くらいだったんです。「マイナス2度を暖かいと言っている私たちって何?」という感じで(笑)。楽しくて寒いロケ撮影でした。
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