ドイツ/バーデンバーデンの温泉にはまり、イタリア/アバノテルメでは、ヨーロッパ有数の温泉地の泥パックに病みつきになり、リラックスと入浴、ダイエットと入浴の関係を深く、深く考えさせられた私。
温泉大国日本。国内にだって「変り種」のお風呂がたくさんあるに違いない!と意気込み、探しまくる。そんな時、「海洋深層水風呂 みうら湯」を見つけた。場所は、神奈川県横浜市。京急線「弘明寺」駅付近の住宅街にある。
温泉地はそう簡単に行けないが、神奈川県ぐらいだったらすぐに行ける。
早速、編集者N姫を誘って、朝っぱらから「お風呂」へ。
(お風呂に入る仕事っていうのもイケてない? 「ウンウン」と、N姫)
「海洋深層水風呂 みうら湯」(以下、「みうら湯」)は、いわゆるスーパー銭湯。
入り口横にはゲームコーナーが、そしてフロント横にはキッズコーナー、奥まった場所には、広々とした食堂まである。
ごく普通のスーパー銭湯と思いきや、ここの露天風呂のお風呂は、「海洋深層水」を使用している。つまり海水。だから、口に入るとちょっとしょっぱい。室内のお風呂のお湯と比べると若干とろっとした感触があり、肌がしっとりとするような気がする(実際に隣で入浴中のおばちゃまが、『ここに来るようになって肌がしっとりしてねぇ』なんて言っていた)。
カラダに不足しがちなミネラルが豊富。
つまり、「ただのお風呂じゃないんです」(みうら湯のキャッチコピー)。
日本温泉気候物理医学会 温泉療法医会顧問の植田理彦氏によれば、海洋深層水の4大特性は、
1.清浄性、2.富栄養性、3.ミネラル特性、4.低温安定性。
表層の海水と違い環境汚染が極めて少ないから安心。
そのうえ、肌への浸透がいいから、美肌効果も期待できる。