1:『劇場版 ねこ物件』(2022年8月5日公開)
猫と暮らす主人公・優斗(古川雄輝)が経営するシェアハウスの入居条件は「猫好きであること」。かつての入居者は人生の第二ステージへと旅立ち、さて新しい入居者が……と思ったら、優斗は新たな入居者を募集しない様子。しかし、それには深い理由が……という物語。同名ドラマの高評価を受けて劇場版が登場。猫好きにはたまらないニャンコたちのかわいさ! ゆるっとした雰囲気に癒される作品です。
監督:綾部真弥
2:『TANG タング』(2022年8月11日公開)
妻に追い出されたポンコツの夫・健(二宮和也)が同じくポンコツのロボット・タングと出会い、タングを修理するために冒険の旅へ。さまざまな地で個性的な人々と出会い、助けられたり、騙されたり。でも、健とタングはそんな大騒動を経て、友情を育んでいくのです。家族の絆などの感動エピソードもあるけれど、一番の見ものはニノとタングのかわいさ! 小さなお子さんでも楽しめるファンタジー映画です。
監督:三木孝浩
3:『ハウ』(2022年8月19日公開)
婚約者にフラれて失意の日々を送っていた主人公の民夫(田中圭)は、保護犬を飼うことに。その犬はワン!と鳴けず「ハウ」としか声が出ません。でも民夫にとっては大切な家族になっていく……のですが、ある日、ハウが行方不明になってしまう!ハウが民夫だけでなく、さまざまな人たちを癒していく姿が胸を打ちます。ハウがモフモフで抱きつくと気持ち良さそうなんですよ。わんこ好きにはたまらない一作です。
監督:犬童一心
4:『異動辞令は音楽隊!』(2022年8月26日公開)
犯罪捜査一筋30年の鬼刑事の成瀬(阿部寛)は、上司とソリが合わず、なんと音楽隊の部署へ異動になってしまう。「なんで俺が!」と怒りつつも、音楽が人に与える力を知り、マーチングバンドの人たちとの交流を経て、成瀬は少しずつ変化していくのです。50代でも人生の再スタートが切れる!という希望が詰まった感動作。阿部寛のドラムテクニックにも注目です。
監督:内田英治
5:『アキラとあきら』(2022年8月26日公開)
メガバンクに勤めるふたりの“アキラとあきら”。ひとりは、父親の町工場が倒産して厳しい人生を歩んできた瑛(アキラ/竹内涼真)。もうひとりは、大企業の御曹司ながら父の遺産をめぐり骨肉の争いに巻き込まれていく彬(あきら/横浜流星)。同じ職場で、それぞれが信念を貫き、困難を乗り越えていく姿を描いた見応えたっぷりの人間ドラマ。原作は池井戸潤の同名小説です。
監督:三木孝浩
ピックアップした作品が日本映画ばかりになってしまいましたが、なかなかバラエティに富んだラインナップになったと思います。激しい作品はないので、夏の疲れが出てくる時期にピッタリ。映画館でゆったりと楽しい時間を過ごしてください。