着物はあまり着る機会がないため、どんなメイクが着物にマッチするのか分からない方も多いはず。
そんな方の為にシックな着物メイクを提案します。
着物はそれだけで上品で、髪型もアップスタイルなど普段よりもドレッシー。ここでメイクも普段より派手にしてしまうとNGなんです。着物のトータルコーディネートは、どこかで力を抜かないと老けて見えたり、気合入りまくりな感じに見えてしまいます。大人の着物メイクは「上品さ」がポイント!
そこで伊牟田がお勧めする着物メイクは、“クールな目元、大胆なリップ”
あえてダークカラーで顔を引き締めて、鮮やかな色のグロッシーリップで顔にメリハリをだします。
力を入れるところは入れて、抜くところは抜く。これが着物メイクの鉄則!
多色使いメイクはNG。シンプルに一色で勝負
【STEP1】 まずはアイライナー。着物が華やかな分、地味に見えるのを防ぐためにリキッドアイライナーを使って目元をキリッと印象づけましょう。
【STEP2】 次はグレーのアイシャドウで目尻側を強調させるようにグラデーションをつくります。グレーは目を大きく見せてくれる効果もあるので、持っていて損はないアイテムの一つです。華やかな着物に多色使いメイクはNG。シンプルに一色で勝負です!
【STEP3】 グレーのペンシルアイライナーを下まつげの際にそって、ササッといれます。濃く強めに描かずに、ササッと印象程度にのせていきましょう。ペンシルアイライナーであれば、黒か茶でも大丈夫です。
【STEP4】 リップは普段使いのナチュラルカラーでは着物に負けてしまうので、鮮やかな色の物をセレクトしましょう。今回はサーモンピンクをセレクト。リップラインがぼけない様にしっかりと描きます。
【STEP5】 そして、上下口角側のみペンシルリップライナーをつかいます。大きく口をあけて描くと綺麗に描くことができます。口角だけ使うことで、女優のようなメリハリのある唇になります。
【STEP6】 最後にグロスを上下唇の中央にたっぷりおいて、左右にのばしていきます。中央にグロスを多くのせることにより、ふっくらしたモテ唇に大変身。下地に何の口紅を使ってもとってもあう、ラメ入り透明グロスを使いました。
どうでしたか?大して凝った事をしなくても、ポイントさえ押さえておけば、 多色使いしなくてもこんなに上品に仕上がります。次回着物を着るときには是非試してみて下さいね!
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どうする? 着物メイク