“塗る”ではなく“叩き込む”
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【STEP1】
まず直すべきは、リキッドファンデーションを塗る部分によって使う量を変えなければいけないという事。顔にはよく動く部分と、あまり動かない部分があります。まず、目元、口元、額はよく動くのでファンデがたまったりシワになりやすい部分なのです。画像の点線部分周辺はごく少量のリキッドファンデでいいでしょう。よく動く部分に多量にファンデをのせてしまうと、崩れる原因になってしまいますよ!
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【STEP2】
そして次はリキッドファンデーションの使い方です。みなさんメイクするとき、ひたすら肌にリキッドファンデを塗っていませんか?ここが大きな落とし穴!塗るのではなく、手で叩き込んで下さい。大小無数にある毛穴はサッと塗っただけでは隠すことはできません。そして丁寧に叩き込む事により毛穴を隠すだけでなく、お化粧もちも数段よくなります。丁寧に自らの手で叩き込み、美しい陶器肌を手に入れましょう!
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【STEP3】
そして顔の中には、指だけでは対応できない細かい部分があります。目の周り、小鼻の脇など。そんな部分にはスポンジを駆使してファンデーションを叩き込みましょう。無理して指だけで叩き込もうとすると逆にムラになってしまうので気をつけましょう。
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【STEP4】
最後にフェイスパウダーを顔全体に叩き込みます。パウダーも、リキッドファンデの塗り方同様にパフを肌に叩き込みましょう。パフを滑らせてしまうと、せっかく前にやったリキッドファンデが擦れてとれてしまうので、優しく叩き込んでください。小鼻の脇や、まぶたの上や、目の下など、細かい部分はパフを半分に折っておさえましょう。しっかりパウダーをしておかないと、アイメイクやチークなどがやりづらくなってしまうので、手を抜かずしっかりと!
もともとトラブルの少ない方はサラッとしているタイプのリキッドファンデがおすすめ。ナチュラルな透明感がでます。逆にお肌のトラブルでお困りの方は比較的固めのリキッドファンデがおすすめです。
ファンデーションは数え切れないほどありますので、選ぶのに困ってしまいますよね。でも逆を返せば、「私にはこれだわ!」というファンデーションが必ずどこかにあるはず。根気よく化粧品売り場をはしごして、自分の手で使い心地を試してみて!
さてさて、次回は立体感メークにはかかせない、ハイライトの基礎をご紹介します。
「意外と間違えがちなメイクの基礎を教えます」バックナンバー
【1】"美肌メイク"は下地づくりが命!