アニメーション映画の「下敷き」を集めた子ども時代に迫る
―プライベートでの映画生活についてお伺いしたいのですが、映画鑑賞はよく行かれますか?小芝
小さい頃は、アニメーション映画を見に行くことが多く、ジブリ映画はよく見ましたね。映画館に行くと、必ず観た映画の下敷きを買ってコレクションをしていました。
好みの映画はファンタジー系。不思議な生き物とか、魔法使いとかが出てくる映画が好き。『不思議の国のアリス』のような世界観が好きなんです。 ―なるほど。アニメーションではない日本映画はご覧になりますか?
小芝
日本映画では『怒り』『ロマンスドール』が良かったです。私は日本映画で本格的なラブストーリーを見るのは『ロマンスドール』が初めて。大人のラブストーリーで、すごく感動しました。ゆくゆくは、ああいう映画にも出演したいです。
外国映画では『きみに読む物語』『7番房の奇跡』も好き。『7番房の奇跡』は何度見ても号泣してしまいます。 ―では最後に『映画 妖怪シェアハウス—白馬の王子様じゃないん怪―』を楽しみにしている映画ファンに向けてメッセージをお願いします。
小芝
いろんな意味で衝撃を受ける作品です(笑)。ホラーコメディで笑えるけど、壮大なテーマもあり、人間の欲望について考えさせられる内容でもあります。モヤモヤとしたことがあったり、落ち込むことがあったりしたときにオススメ。すごく楽しい作品ですので、ぜひ劇場で観てください。
小芝風花(こしば・ふうか)のプロフィール
1997年、大阪府生まれ。2011年「ガールズオーディション2011」でグランプリを受賞。2012年『息もできない夏』(フジテレビ)で女優デビュー。2014年映画『魔女の宅急便』で主演。同作でブルーリボン賞新人賞を受賞。そのほかの出演作は、連続テレビ小説『あさが来た』(2016/NHK)『トクサツガガガ』(2019/NHK)『彼女はキレイだった』(2021/フジテレビ)ほか。最新作は、映画『貞子DX』、『Lady Kaga レディ・カガ』。作品DATA
『映画 妖怪シェアハウス—白馬の王子様じゃないん怪―』(2022年6月17日公開) 監督:豊島圭介出演:小芝風花/松本まりか/毎熊克哉/豊田裕大/池谷のぶえ
佐津川愛美/長井短/井頭愛海/尾碕真花/小久保寿人/片桐仁/安井順平
望月歩/池田成志/大倉孝二
(C)2022 映画「妖怪シェアハウス」製作委員会
【あらすじ】 作家になる夢を追いかけている澪(小芝風花)は、妖怪たちと仲良く暮らしていました。そんな中、恋愛とご無沙汰だった澪が恋に落ちます。相手は、取材で知り合ったイギリス育ちの天才数学者AITO(望月歩)。すっかり浮き足立つ澪でしたが、その恋は、澪だけでなく、シェアハウスの妖怪たちをも危険に晒す恋愛に発展していくのです!
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