温泉/関東の温泉

草津温泉(2ページ目)

草津温泉は日本有数の酸性泉の名湯です。素晴らしい泉質を堪能出来る宿や入浴施設、無料で利用出来る共同湯や足湯もあります。自然に恵まれた観光の基地としての資質やみやげ物まで、草津温泉の魅力を紹介します!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

草津温泉の旅館

草津温泉
大正時代の風格ある建築の山本館は江戸時代創業の老舗
草津温泉には約170件もの宿泊施設があります。代表的老舗旅館としては「山本館」、「大阪屋」。代表的高級旅館としては「ての字屋」、「つつじ亭」。上記を含めた老舗旅館十四軒で「和風村」を結成し、和風旅館を守り宿泊者に内湯を有料で開放しています。

温泉に恵まれた草津では、大規模旅館の湯も侮れません。最大規模を誇るホテル櫻井の大浴場も、素晴らしい名湯を存分に堪能出来るので、湯の違いが分かる方にお勧めです。

他に貴重な自家源泉を利用する宿としては「極楽館」、「泉水館」など。昔ながらの湯治用小浴場も備えた宿としては「高砂館」があります。その他、ホテル、ペンション、民宿、湯治用長期滞在者専用宿など、多種多様な宿泊施設があります。

草津温泉の入浴施設と足湯

草津温泉
大滝乃湯は草津温泉を代表する入浴施設
草津温泉には素朴な共同浴場が沢山ありますが、正式に観光客向けに開放されているのは、湯畑源泉の千代の湯、独自源泉の地蔵の湯と白旗の湯の三つで、公式サイトや地図にもこの三軒のみ記載されるようになりました。これらの共同湯は無料で利用出来ます。

草津温泉で最も新しい日帰り入浴施設が「御座之湯」です。湯畑に隣接した温泉街中心部にあり、2源泉を掛け流しで堪能出来る上に、浴衣で休憩出来るコースも完備しています。

草津温泉の豊富な湯量を実感出来る広大な露天風呂と言えば、「西の河原露天風呂」。本当に池のように巨大な露天風呂で、草津の名湯を存分に楽しめます。こんなに大きな露天風呂なのに、真冬でも利用出来るのですから、湯量の豊富さには驚かされます。

温泉通にお勧めしたい入浴施設は「大滝乃湯」です。専用駐車場完備で利用し易く、露天風呂も完備。名湯の煮川源泉を利用している上に、木造の風格ある浴室で好みの温度の浴槽が選べる「合わせ湯」が絶品。以前は男女交互に時間帯で入浴していましたが、近年、女性専用の「合わせ湯」が出来たので、常に「合わせ湯」を堪能出来るようになりました。合わせ湯とは、温度の異なる多数の浴槽があり、低温の浴槽から高温の浴槽に順に浸かる事で、高温の草津の湯の温度に体を合わせる事が出来る事から、その名があります。最も高温の浴槽は本当に高温ですが、温泉通ならその浴槽こそ、存分に堪能したいものです。

他に無料の足湯が、湯畑横と地蔵の湯の前にあり、手軽に名湯を楽しむことが出来ます。

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