アメリカのエリアガイド(3ページ目)

アメリカで最も歴史のあるアメリカ東海岸

1600年代、新天地を求めてたくさんのヨーロッパ人がやって来たアメリカ東海岸。そのため、ヨーロッパの町並みを思わせる都市がたくさんあります。日本人旅行者に人気が高いのは、自由の女神があるニューヨーク、アメリカ合衆国の首都でホワイトハウスのあるワシントンD.C.、数々の歴史的事件の舞台ボストン。

これらの地域は、アメリカの北の方に位置しているため、春と夏は過ごしやすいのですが、冬はマイナスになる日も多いので、冬の時期に訪れる人は、必ずカイロと手袋、帽子に革パンを忘れずに。

ニューヨーク（東海岸）

自由の女神や国連本部ビル、エンパイヤーステイトビル、アメリカ自然史博物館、メトロポリタン美術館など、行かなければいけない観光名所だらけのニューヨーク。それに加えて、ブロードウェイのミュージカル鑑賞や大リーグ観戦などのアクティビティも充実しています。

すべて見るには数日の滞在では全く時間が足りません。ですから予め行く場所を決めておいて効率よく見ていきましょう。時間のない旅行者の強い味方は、全米第大規模の26路線を持つ地下鉄。マンハッタンのみならず周辺地域にも簡単にアクセスができます。

詳細は、All About ニューヨークをご覧下さい。

ワシントンD.C.(東海岸）

ワシントンD.C.は、どの州にも属さない「特別行政区」で、大統領官邸のホワイトハウスや連邦議会議事堂、連邦最高裁判所など、政府の重要機関があります。

観光地名所はナショナルモールと呼ばれる国立公園の中に位置しています。代表的なものは『フォレストガンプ（1994）』にも登場するワシントン記念塔、植物や鉱物など1億個以上の所蔵品がある自然史博物館、アメリカ合衆国大統領就任式が行われる国会議事堂など。

歩いて観光することも可能ですが、主要観光スポットをまわる観光バスもあるので、徒歩とバスをうまく組み合わせて歩くといいでしょう。

ボストン（東海岸）

ボストンは、アメリカでもっとも古い町の1つで、ボストン茶会事件など歴史的な出来事の舞台にもなったところ。チャールズリバーを挟んでボストンの対岸にあるケンブリッジには、アメリカ最初の大学でもありオバマ大統領の出身校ハーバード大学や、ノーベル賞受賞者を大量に拝出しているマサチューセッツ工科大学があります。

歴史的な観光名所は、ボストンコモンビジターセンターから約4km続くフリーダムトレイル沿いにあるので、まずはここから歩き始めましょう。主な見どころは、バンカーヒル記念塔、マサチューセッツ州議事堂と旧州議事堂、オールドノース教会など。また、ボストンは芸術の町としても有名なので、日本の浮世絵なども所蔵しているボストン美術館とボストン交響楽団の公演も押さえておきたいところ。