アメリカ国内の移動にかかる費用
飛行機は安くて便利な交通手段
もちろん、アメリカにも、「アムトラック」と呼ばれる長距離電車と、「グレイハウンド」というバスも走っていますが、車と飛行機に比べると利用度は高くありません。
アムトラックは、日本の新幹線のように速く移動する手段ではなく、クルーズのようにゆったり優雅に旅をするもの。スピードは、車とほとんど変わりません。グレイハウンドは格安長距離バス。節約して旅をしたい人におすすめです。
アメリカの航空券やツアーの情報はこちら>>>「アメリカの航空券・アメリカのツアー」
飛行機移動の費用
飛行機は、航空会社も多く、路線もたくさんあり、便利な移動手段です。ロサンゼルスからラスベガスや、サンフランシスコからロサンゼルスなど1時間程度で行ける路線ですと、料金の目安が往復140ドル~。ロサンゼルスからニューヨークなど大陸を横断する路線でも、片道5時間で往復300ドル~。日本の国内線正規運賃が、飛行時間約1時間半で片道3万円位ですので、そう考えるとアメリカでの飛行機移動はかなり格安と言えます。
車およびレンタカー移動の費用
アメリカで最もポピュラーな移動方法が、車。フリーウェイと呼ばれる無料の高速道路が縦横無尽に走っていますので、これを使えばガソリン代だけでアメリカを横断できます。2017年9月現在、ロサンゼルスで1ガロン(約4リットル)3ドル前後(約320円)。料金は地域によって数10セントの差がありますが、日本の相場が1リットル120円くらいですので4リットル480円。半分とまでは行きませんが、日本よりは安いです。
車での移動が電車や車に比べてとても便利でポピュラーなため、基本的にレンタカーの代金も、日本に比べるととても安いです! 例えば、観光地が広くに散らばっているロサンゼルス。ここでは1週間100ドル程度(保険抜き)でレンタルすることができます。日本の1日分のレンタカー料金と大して変わりません。
ただし、あまり車が必要ない都会になるとレンタカー代は高くなります。例えば、ニューヨークでしたら、料金は1日100ドル弱。日本と同じぐらいの料金です。
レンタカーの詳細はこちら!>>>「アメリカのレンタカー」
電車(アムトラック)移動の費用
長距離電車のアムトラックは、一番安い席でも座席が飛行機のファーストクラスの様に広く、ゆったりくつろぐことができます。アムトラックでロサンゼルスからシカゴまで、約2日かかり料金は片道180ドル~。大陸を横断する、サクラメントからニューヨークまでは3日ちょっとかかり、片道230ドル~。アムトラックには乗り放題の周遊パスもあり、料金は以下の通り。
- 15日間8路線まで有効459ドル(大人)、229.50ドル(15歳以下)
- 30日間12路線まで有効689ドル(大人)、344.50ドル(15歳以下)
- 45日間18路線まで有効899.00ドル(大人)、449.50ドル(15歳以下)
長距離バス(グレイハウンド・メガバス他)移動の費用
グレイハウンドバスは、アメリカの広大な風景の中を、陸路で移動ができる格安旅行者に人気の移動手段です。例えば、ニューヨークからボストンまでが所要4時間半で12ドル~、ロサンゼルスからラスベガスが6時間弱で、11ドル~。ロサンゼルスからニューヨークが、所要3日で140ドル~。近年、メガバスやボルトバスなど、新たな格安バスが参入し、バス移動がより便利に、より安くなりました。これらのバスが出てきたことにより、グレイハウンドが料金を同じぐらいまで下げたので、料金の目安はグレイハウンドのものと同じです。
地下鉄およびケーブルカー、市内バス移動の費用
都市を走っている地下鉄や市内バス、ケーブルカーなどは、その都市を移動するのに便利な交通手段。特にニューヨークや、シアトル、サンフランシスコなどは、こういった公共交通機関が発達しています。料金は1~2ドル程度。タクシーやライドシェアサービスの費用
慣れない土地での夜の移動にとても役立つのが、タクシーやここ最近認知度を上げてきているUberやLyftなどのライドシェアサービス。アメリカでは、日本のように道端でタクシーを止めて乗車することはほとんどなく、ホテルやレストランから乗車するのが一般的。料金は、都市によって違いますが、初乗りが3.50~5ドルで、その後、30~40セントづつ加算されます。
ライドシェアサービスは、ネット環境とスマホのアプリさえあれば、自分の好きなところに来てもらうことができます。料金は、タクシーより安い場合がほとんど。事前に登録したアプリで支払いをするので、金銭の受け渡しもなく、旅行者にとても便利です。
次は、ホテル代の目安です>>>「アメリカの宿泊費・ホテルの予算」