ベジタリアンダイエットの実践
乳製品、卵、魚を毎日少量食べるベジタリアンがダイエット法としてはおすすめ。 |
なぜなら植物性食品のみの食生活では一部の栄養素に不足がおきやすく、一定の知識がなければ健康上のトラブルが起こるリスクが高いからです。
特に不足が起きやすいのは動物性の食品に多く含まれる「たんぱく質」「鉄分」「ビタミンB12」「亜鉛」など。
また、ベジタリアンの中には植物性食品のほかに鶏肉を食べるスタイルもありますが、動物性脂肪のうち特に飽和脂肪酸(ダイエット中には必要性が低い)を減らすという点で不利なため、動物性食品の摂取に関しては魚介類までと考えるのがダイエットを目的にしたベジタリアンのあり方だと考えます。
ベジタリアンダイエット中の食事の一例
卵はチーズ(乳製品)・豆腐(豆類加工品)などに変更可。葉野菜の制限はなし。 |
写真の内容は、わかめごはん(180kcal)、ほうれん草としめじのごま和え(70kcal)、ゆで卵(80kcal)、サラダ(50kcal)、お茶(0kcal)でトータル約400kcal。ものたりない場合は、豆腐などの豆類加工食品を加えたり、おにぎりを増やしたりもできますが、おにぎりやパン、パスタなどの炭水化物を増やす際には注意が必要です(詳細は次ページにて)。
上記のイメージの昼食を取り、朝食はヨーグルトとフルーツ(和風だと納豆と味噌汁と小ごはん)などで軽め、夕飯もできるだけ炭水化物が少ない食事をとればベジタリアンダイエット完成です。
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