パイナップルの旬っていつ?
夏が旬のイメージが強いパイナップルですが、輸入パイナップルのおかげで年中食べることできます。輸入パイナップルのほとんどが1年を通してフィリピンで作られており、少量ですが、ハワイや台湾のものも輸入されています。
国内だと沖縄で作られており、輸入パイナップルとは違った強い甘みと香りを楽しめます。最も甘みが増す旬は、6~8月にかけて出回る露地栽培ものになります。
パイナップルの種類・品種
世界的に主流となっているパイナップルはスムースカイエン種と呼ばれる、とげが少なくて甘みが強い品種になります。沖縄で栽培されているパイナップルは、スムースカイエン種を品種改良したもの。糖度が高く、香りが強いのが特徴で、芯までおいしくいただけます。その他、ドールやデルモンテも独自開発のパイナップルを作っています。
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立派な葉を持ち、大きくて、重い「完熟パイン」 |
完熟パイン: ラグビーボールくらいの大きさの果実の上に、太くて固い葉を持っている完熟パイン。甘みと酸味のバランスがよく、果汁もたっぷりで、果実も柔らかいです。沖縄で作られており、6~9月にかけて旬を迎えます。熟したものを収穫しているので、おいしいうちにいただきます。
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直径10~20cmくらいの「ピーチパイン」 |
ピーチパイン :沖縄で栽培されている小型パイナップルで、香りが桃に似ており、完熟しても果肉が白桃のように白っぽいです。3~6月にかけて出回るので、沖縄に行ったらぜひ探してみてください。
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「スナックパイン」は、とげが多いので、持つときは気をつけましょう |
スナックパイン :沖縄や台湾で栽培されている小型のパイナップルで、国産のものは4~8月にかけて出回ります。おしりの部分を切り落としたら、果肉の節を引っ張るようにして、ちぎって食べます。手軽に食べられる反面、葉にも実にもトゲが多いので、栽培が大変なパイナップルです。