同じ室内運動でも負担に差? ジムと自宅トレーニングの見落としがちな違い

スポーツジムで休憩中の女性

同じ室内運動と思われがちなジムと部屋トレ。同じ運動でも、足への負担は異なります

ジムのエクササイズも自宅の部屋トレも、同じ室内運動で体への負担は変わらないと思っていませんか? 実はジムで行う運動か、自宅で行う運動かで、受ける負荷が変わる部位があります。

その部位は「足」です。

ジムでは、室内用シューズを履いてエクササイズなどを行うことが一般的だと思います。トレーニング器具には重いものや危険を伴うものもあるため、トレーニング中の足のケガや骨折などを防ぐためにも、シューズの着用が求められます。

一方で自宅でのエクササイズでは、多くの人が裸足か靴下で体を動かしているのではないでしょうか。体を動かすスペースさえ確保できれば、わざわざ室内用のシューズを準備しなくても手軽に実践できるのが部屋トレの魅力ですし、運動器具などを落としてケガをするといったリスクも少ないかと思います。しかし、裸足や靴下で運動を行うと、思わぬトラブルを招くリスクがあります。
 

裸足・靴下での運動は危険? 荷重関節に大きな負担

シューズを履かずに日常的な動作以外の運動をすると、足には大きな負担がかかります。裸足や靴下のみでエクササイズを行うと、片足荷重やジャンプなどの激しい運動によって、足首や膝、股関節などの体重がかかる荷重関節に大きな負担がかかり、痛みを生じることがあります。室内用シューズはクッション的な役割も果たしてくれるのですが、裸足や靴下だけでは、足が直接大きな外力を受け止めなければならなくなるためです。

特に、運動不足の方は要注意。筋力が十分にあれば受け止められる外力であっても、運動不足による筋力低下の状態で激しい運動を行うと、筋力的に弱い部分から傷むことになってしまいます。
 

室内運動での足トラブル予防法……運動の種類にあった準備を

自宅で行う場合でも、ダンスやエアロビクスなど特に体を大きく動かして足に負担のかかりやすい運動をする時は、室内用シューズを履くようにしましょう。ケガ予防につながります。もし準備できるのであれば、ヨガマットなどをしいておくとベター。

一方で、片足荷重やジャンプ動作が少ないストレッチやヨガなどを行う場合は、ヨガマットの上で裸足で実践しても問題ありません。足裏や足指の感覚を活かしながらゆっくりと体を動かしていくことが基本動作を習得する上でも大切です。

室内運動を続けるうちに足首や膝、股関節や腰などが痛くなったという人は、裸足や靴下のみで激しい運動を行っていないかを一度確認してみましょう。痛みがある場合は患部を氷で冷やし、炎症が治まるまでは運動を中止します。改善したら室内シューズやヨガマットを活用しながら、少しずつ運動負荷を上げるようにしましょう。

もし痛みが長引く、痛みがだんだん強くなるといったことが見られる場合には、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項