ノートパソコンにはテンキーがない場合が多い
ノートパソコンはキーボード面のサイズが小さいため、キーボード右端にある数字入力用のテンキー(10キー)がほとんどの製品にはありません。このようなキーボードで数字を入力するには、キーボード上部に横に並ぶ数字キーで入力します。
しかし、数字入力が多い場合には電卓のように入力できるテンキーを使った方が便利です。
NumLockで対応できるキーボードの例
Uは4、Iは5、Oは6。Jは1、Kは2、Lは3などの数字が刻印されているか確認してください。数字が刻印されているとそれぞれのキーをテンキーとして利用できます。
実際にテンキーとして利用するには、キーボードのNumLock(ナムロック)キーを使います。
NumLockキーを使う方法
NumLockはキーボードにもよりますが、NumLk、NmLkなどと表記されていることもあり、読み方はナムロックです。使い方は機種ごとに異なりますが、ここでは最も多いパターンを紹介します。ノートパソコンの場合は、NumLockキーをそのまま押す際、キーボード左下などにあるFnキーを押しながらNumLockキーを押します。NumLockはキーボードの上部にあるファンクションキーの右側にあり、NumLockをオンにするとNumLockのLEDインジケーターが点灯します。※そうではない機種もあります
NumLockを使うと、789に加え[UIO][JKL][M,.]などのキーが数字入力用のキーになります。このモードにしている場合は、それぞれのキーで文字は入力できません。文字入力する場合は再度NumLockを押してオフにします。
通常のテンキーのようにキーがまっすぐに並んでないので、ある程度の慣れが必要ですが、数字入力が多いときにはこのモードを使うと快適に数字が入力できます。
NumLockに対応できないキーボードの例
テンキー付きのノートパソコンでのトラブル例
テンキーがあるノートパソコンの場合で、起動時に右側のテンキーが使えなくなるトラブルが発生することがあります。この場合、NumLockキーが影響しています。気づかないうちにNumLockを押してしまい、テンキーが利用できなくなることもあります。起動時に使えない場合、BIOS(UEFI)で数字キーが使えないようにオフになっていることがあります。機種によってはNumLockを使えなくする設定も可能で、設定は機種毎に異なりますが、BIOS(UEFI)でNumLockが使える状態になっているか確認してください。詳細は各機種のマニュアルをご確認ください。
外付けテンキーを使うのも便利
電卓としても使える外付けテンキーのキーボード
特に数字を入力するのは書類などを見ながら入力することが多いと思いますので、テンキーだけを入力しやすい場所に配置できる独立したテンキーの利用が便利です。ノートパソコン本体や、デスクトップパソコンの長いキーボードを使うよりも便利に使えることも多いです。
テンキーはUSB接続タイプ、Bluetooth接続タイプ、使わないときは独立して電卓として使える物などもあります。
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