西暦2003年3月All About Japan作戦本部より一つのミッションが言い渡された。
「…イラク攻撃を特集する、関連記事を作成せよ…」
「んなこと言われたってダイエットとは関係ないしなぁ」と思った瞬間ある考えが頭をよぎりました。
「ダンベルより重い機関銃を持ち、サウナスーツより分厚い防弾服を着て、砂漠の中を這いずり回っても米兵をやせさせない食品ならある」。
あまり一般的には知られてないかもしれませんが、現在イラク国内を進軍中の米軍兵士が毎日、毎日食べているMREと呼ばれる野戦食のことです。MREとは(Meal Ready-to-Eat:食べる準備ができている食事)の略で、要するに軍隊用の調理済み食糧のことです。
そこで、今回はちょっと視点を変えて、戦闘中でもでもこれだけ食べれば「やせない」代表例として、米軍のMREを紹介したいと思います。
一応雰囲気を出すために、作戦名「レトルトの嵐」。
★レトルトの嵐第一段階:「MRE」を入手せよ。
これは、沖縄県など米軍基地がある地域なら中古の米軍用品を売っている店を何件か回れば簡単に手に入ります。写真(左)の二つの物体のうち、左の黒っぽいものが1980年代に米軍が使用していたもので「食べんほうがイイよ」とアドバイスを受けながら購入したMRE一食分(200円で購入)、右の薄い色の方が現在米軍が使用しているものとほぼ同型のMRE(850円で購入)です。
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