価格が安いものでも工夫次第で売れるようになる
家の中を見渡すと、100均で買った商品やファストファッションのアイテムなどが意外と多い……。そんなことはありませんか? もともとの値段が安いので、使わなくなったら捨てるしかないと思われがちですが、売れるかどうかは工夫次第です。実際にどうやって売ればいいのかを解説していきます。フリマアプリの最低価格は300円
まず押さえておきたいのは、フリマアプリの販売価格は300円以上ということです。そのため100円で買った商品をそのまま出品しても、買い手はつきにくいのが事実です。「え?100円で売ってるよね?」となるからですね。もちろん何かの付加価値がついていたり、100円以上の価値があるならば300円を超える値段をつけることもできます。でもそうなると「転売」と判断されてしまい、それはそれで買い手が逃げてしまう可能性もあるのです。
300円という最低ラインは意外とネックになるのですが、値下げ交渉を考えた場合、出品者を守るには必要なのだなとも感じます。「1円でお願いします!」というとんでもないコメントがこないからです。
値段が安いなら「まとめる」
もともとの値段が安い商品をフリマアプリで売るには、「まとめ売り」が有効です。100均の商品でも20個集まれば2000円の価値があるわけです。もちろん中古品になると価値が下がってしまうので2000円で売れることはほぼないでしょう。でも数がたくさんあった方がいい商品は、まとめることで価値を上げることはできます。以前フリマアプリで見たことがあるのですが、使い途中の毛糸を100個近くまとめて売っている出品者がいました。値段は5000円近かったと記憶しています。1個だと売れないけれど、これだけの数が集まれば商品として価値が出てくる好例ではないでしょうか。
まとめる時のポイント
商品のまとめ売りをする場合には、大きく2つのポイントがあります。■ジャンルを統一する
同じジャンルのもので揃えるのは基本です。例えば本を出品する場合、漫画なら漫画、小説なら小説にします。読み手は作品が好きか、作者が好きかだと思うので、作者も揃えた方がいいでしょう。
■洋服はサイズを揃える
洋服はサイズを揃える
特に子供服の場合はサイズ展開が細かいので、120なら120、150なら150などでセットにします。もし130と140があるならば、サイズが近いので一緒にしてもいいと思います。
アレンジして付加価値をつけてしまう
ハンドメイドの商品にするのも手
ハンドメイド作品としては、クリスマスリースなどもありますし、お雛様やハロウィンの飾りなどもあるでしょう。今ある材料を使ってアレンジを加えると、それは付加価値になってきます。当然著作権などの侵害に注意する必要があるので、オリジナリティーがあることが大前提ですが、そのような方法を使って売ることもできそうです。
もともとの値段が安いものであっても、工夫次第で売ることは可能です。まとめ売りをする場合には「5点セットです」「10枚セットです」など明記しておくと安心です。また付加価値をつける場合には、ハンドメイドであることもきちんと説明しておくとトラブル防止につながります。
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