PayPayフリマに「動画出品」 機能が追加!
フリマアプリで商品の情報を伝える方法は、写真と文章です。写真の場合はメルカリでは10枚、PayPayフリマは10枚、ラクマは4枚まで掲載ができます。ずっとフリマアプリを使っている人にとっては商品の魅力を写真で伝えるのが当たり前ですよね。一方、最近のWebサービスやアプリは動画対応が一つのトレンドになっています。そんな中、とうとうフリマアプリでも動画出品ができるようになりました。一番乗りをしたのはPayPayフリマです。
PayPayフリマ動画出品の概要
■アプリは最新バージョンで動画出品はiOS版、Android版両方の「PayPayフリマ」で利用できます。ただしアプリが最新バージョンになっていることが条件で、バージョン1.27.0以上のアプリで利用可能です。筆者はリリースを見てすぐに動画出品を試してみようと思ったのですが、最新バージョンになっていなくて使うことができませんでした。慌ててアプリをアップデートしたら、すぐに使えるようになりました。
■掲載できる動画は1つ。その他写真を1枚以上登録
1つの出品物に対して、掲載できる動画は1つだけです。時間は5秒以上、30.0秒以内、100MB以内です。動画を登録した場合には、検索結果などに表示されるサムネイル画像は動画になります。この場合、動画の好きな場面を設定することができます。動画の他に写真を1枚以上掲載します。
■音声も伝えられる
音声を入れるかどうかは、撮影前に選ぶことができます。
■条件が厳しくなった
水着や下着の場合、動画出品でなければ出品ができるのですが、動画出品では不可となっています。また著作権や商標権など権利を侵害する動画や出品する商品以外を販売したり宣伝したりする動画、歌や演奏、パフォーマンスなどを動画で見ることで対価を得るような動画など、動画出品を利用する場合にNGとなるような行為もあります。詳しくは「動画出品機能のご利用における注意事項」を確認しましょう。
動画出品のメリットは?
■商品の動きが伝えやすくなった動画で出品がすると動きを使って伝えることができます。例えば洋服を出品する場合、フワッとした雰囲気を写真で伝えるのはとても難しいです。でも動画ならそれが可能になります。着用した動画ではなくても、ハンガーにかけて風を当ててみたりすると動きが出るので、洋服の雰囲気を伝えることもできそうです。
■説明が難しい商品でも簡単に説明できる
例えば家電を出品する場合、どれだけ便利なのかを伝える時にも動画が使えそうです。ボタン1つできること、どれだけ早くできるのか?なども動画なら伝わりやすくなります。
■音が伝えられる
動画出品の最大のメリットは、音を伝えられることだと筆者は思っています。写真では無理だった音声が動画では、きちんと伝わるようになりました。例えば音が出るおもちゃを出品する場合、どんな音楽が流れるのかを伝えることができます。
動画出品の仕方
動画出品をする時の手順を見ていきましょう。1. 出品をタッチすると、「動画を撮る」が表示されています 2. 商品にカメラを向けます 3. 録画のボタンを押すと撮影が始まります 動画は最長で30秒なので、それに収めます。「完了」にすると動画が登録されます。
4. 写真を1枚以上掲載します この後は、通常の出品と同じように、商品名や商品説明、販売価格などを入力していきます。
購入する場合は?
動画出品された商品にはプレイアイコン(動画再生アイコン)がついた状態で表示されています。アイコンをタップすると、詳細画面になって動画が再生されます。購入する場合は、これまでと同じように手続きをしていきます。動画出品の注意点
動画出品をする際には、出品禁止物を確認するのは大前提です。特に肌の露出が多くなる水着や下着は絶対にNG。また出品者の顔が映るような動画も危険ですね。誰が見ているのかわからないので、撮影するのは商品だけにしましょう。これは出品の基本ともいえますが、動画でもダメージなどはしっかり伝えます。動画で伝わりにくい場合には、写真を撮るようにします。動画出品ができることで、情報量も増えて商品の詳細も伝わりやすくなりました。これで出品が楽になるのは間違いないでしょう。それに動きが分かるようになることで、クレーム防止やトラブル防止にもつながりそうです。